人間関係悩んでない?人の性格をザックリ9つにわけてみよう!
世の中には、いろんな人がいますよね。構ってくれないと怒ったり、やたら目立ちたがり屋だったり、逆に人に寄り付かれると嫌がったり……
そんな人の違いについて行けず、オロオロ……なんてのは、誰でも通る道だと思います。
エニアグラムという図式によると、人の性格は、大まかに分けて9つ。
まあザックリと分けてしまうだけなので、細部には結構な違いがありますが……それでも、「この人はこのタイプなんだ~」と知るだけで、気持ちはなんだか楽になりませんか?
今回は、そんなエニアグラムのタイプを1から9までザックリと解説していきます!
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タイプ1:マジメな理想主義者
トップバッターのタイプ1は、一言でいえば超マジメで完璧主義。クールでストイックな人が多く、ポーカーフェイスの裏では高い理想を実現しようと、自他を厳しく監視する理想主義者です。
細かいところまでキッチリしたい。正しい事を広めて間違った事や悪は許さない。
当然許容できる範囲や何が理想なのかで印象も大きく変わりますが、基本的には妥協を許さない、非常に真面目できちんとした、立派で高潔な人たちです。
ただし、人も自分も、完璧とは程遠い生き物。タイプ1は不完全な自分や周りに対して怒りを溜め込んでいき、時にネチネチとぶつけてくることも……
なお、よく「〇〇すべき」「〇〇でなければならない」という言葉を口にするため、そういう人はタイプ1の要素を持っている可能性があります。
タイプ2:まさに保護者
困ってるときに突然助けにやってくる、真正の利他主義者。とまあ、こんな生き方にかけては、おそらくタイプ2の右に出る人たちはいないでしょう。
タイプ2の人たちは、とにかく人に優しくするのが大好き。困っている人がいたらすぐに助けて、「人を助けてるんだ」というある種の誇りを抱いて生きています。
同調意識も非常に高く、時に自分を押し殺してまで人や組織のために尽くす、お母さん的ないい人ポジションですね。
ただし、人の感謝を生きがいに生きている以上、「ありがとう」が無ければ簡単に崩れてしまう危うさを持ち合わせています。
意外と気が強いのもこのタイプの特徴で、お節介焼きで押しが強い一面も……
とはいえ、他人を掛け値無しで助けられるその精神は本物。ちょっとお節介気味で時として強引なところもありますが……別に足元を見ようという下心を持っているわけではないので、ありがたいと思えば素直に受け取ってあげると、タイプ2も喜びますよ。
タイプ3:目立ちたがり屋な主役キャラ
タイプ3は、人から良く思われるために全力な人。人々の憧れになる目標を立て、その目標に向けて全力疾走する成功者タイプです。
とにかく効率主義でハードワーカー。人々のやる気もうまく引き出し、成功、勝利に向けて、自分なりの最善の方法で突っ切ります。
彼らにとって人生の価値とは、成功か失敗かの二択。まあ中には他の価値も大事にする人もいますが……どうあれ成功することは大事な生命線です。
同時に、自分を良く見せよう、完璧に見せようという気持ちも他タイプより大きいので、時としてそれが悪い方面に出ることも……。
彼らが自分の失敗を許せるか許せないかは健全度次第。場合によっては自分や周囲に大やけどを負わせますが……組織にはまずもって一番重宝されるタイプです。
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タイプ4:個性派ロマンチスト
タイプ4の人たちは、人と違う事が好き。想像力と表現力が豊かな人たちで、特別な存在、そして感動をテーマに日々を個性的に生きています。
これだけ聞くとお高くとまっているように見えますが……内面は繊細であり、特に絶望や挫折、悲しみにさいなまれる人にはダントツで優しいです。
彼らを支えることを通じて、苦しみや悲しみのようなマイナス感情さえ深く味わい、自分らしさを追求しようとするのです。
しかし自分らしさが好きであっても、彼ら自身が本当に自分が何者なのかはよくわかりません。人生は彼らにとって自分探しの舞台でもあるのですね。
また、繊細で感情表現豊かなため、ヒステリックになりがちな一面も……
タイプ5:ボッチ耐性最強の探求者
賢明と有能が合言葉と言ってもいいこのタイプは、常に賢くあろうと1人であれこれ情報を探っていることが多いです。無能である事を恐れ、そのため前準備には非常に時間をかけるのが特徴です。
全把握、事前に知っていることが非常に大事。そんなこともあって、誰にも邪魔されず1人でいることもとにかく多く、良くも悪くも他人にあまり干渉しません。
その度合いによっては、「いつも1人でかわいそう」と声をかけてあげると、感謝どころか逆に迷惑に感じる人も……
分析力と洞察力に長け、見透かしたように蚊帳の外から傍観している人がいれば、典型的なタイプ5の特徴と言っても間違いないでしょう。
タイプ6:安心安全大好きマン
タイプ6は……まあなんというか日本人的な性格。無力な自分と非情な現実に不安を感じ、そのために安全や安心を強く求めています。
タイプ6の多くは仲間と協力して恐ろしい世の中を乗り切っていこうというような考え方をしています。なので強力な保護者を求め、その保護者の教えや組織の空気は忠実に順守。
場の空気を読み、組織や強い人のルールに従い、仲間と歩調を合わせることをもっともよいとしているわけですね。
しかし反面、そう言った物への疑念も抱いており、安全を脅かす理不尽な権力者と勇敢に戦う人も少なくありません。
基本的に用心深く保守的、変わった人は断固受け入れ拒否といった性格ですが、信頼できる人に対しては大変情け深いのも特徴です。
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タイプ7:楽しい暴発ムードメーカー
タイプ7の特徴は、陽気で楽観的な性格。楽しいことに目がなく、一見するとバカっぽいのに妙に聡明で頭脳明晰な人も多いです。
少年漫画の主人公的というかなんというか……毎日楽しくエキサイティングがモットーな人が多く、常に多くの人に囲まれてワイワイやったり、面白そうに興奮しているような感じですね。
持ち前の頭の回転の速さを活かして楽しみを見つけ、楽しい計画を詰め込み、そしてめいっぱい盛り上がってまた次の楽しみを探しに行く。このタイプの性格を一言で表すと、まあ大体そんな感じです。
自分の暗い部分を埋め尽くすために楽しい計画をめいっぱい立てていろんなことを楽しみますが……楽しみを重視する副作用としての根気の無さが欠点です。
タイプ8:俺様気質のイカツイ大ボス
パワフル、タフネス、チャレンジャー。これらの単語が似合う人物は、だいたいタイプ8か、それに近い気質を持っていると見ていいでしょう。
一言でいえばジャイアン。自己主張が非常に強く、自分が正しいと思った事のためにパワフルに正面から動きます。
自分の考えが正しい。だから誰に何を言われても容赦なく突っ切る。とまあ、まさにリーダーになるために生まれてきた人間で、タイプ6社会の日本では希少な存在ですね。
豪快に笑い、怒るときは火山のように爆発し、何事もなかったかのように引きずらない。自分の子分や弱者は守り、筋は通す熱血漢です。
もっとも、それだけに他人の言う事を理解して聞き入れたり、自分の間違いを認めたりはニガテですが……これもリーダーシップの裏側面であり、裏を返せばぐいぐい引っ張ってくれると解釈できますね。
タイプ9:のんびりまったり平和主義
タイプ9の人は、平和主義者。基本的に葛藤とか争いごととか、とにかく自分の無い面が乱れることが大嫌いで、それらから距離を取ってのほほんと過ごすことをよしとします。
まさに快適イズベスト。富とか名声とかを強く望むこともありませんし、相手に打ち勝つのも好きではない。多くを望まず、心地よくゆったり過ごせることを何よりも一番に求めるのです。
また、基本的に聞き上手で偏見なく物事を見る事ができ、人の気持になりきることも得意とします。そのため、必要とあればカメレオンのように他タイプに変貌することも……
新しい事は嫌いではないものの苦手で、とにかく自分が快適に過ごすために現状維持と不愉快からの撤退を第一とするのが、タイプ9の一番の特徴でしょうか。
まとめ
さて、とりあえず全タイプを本当にザックリ書いてみましたが……あなたを悩ます相手がどのタイプかはぼんやりながら見えてきたでしょうか?
最後に大事な事を書きますが……
・タイプに優劣無し。このタイプはおかしいとかそんなのは邪道
・矯正してもぎこちなくなるだけ。そういうものだと思って長所を伸ばすか、諦めて離れる
このどちらかを可能な限り徹底してください。
エニアグラムとはタイプごとの優劣を競ったりどれがもっとも正しいかを図るものではなく、あくまで優劣も何もなしにザックリ9タイプに色分けするもの。
例えば「あいつは頭のおかしいタイプ4だから叩き潰してやろう」とか、「あいつはタイプ9で即決即断が苦手だから、無理矢理にでも迫って物事を自分で決めさせよう」とか、こんな考えは邪道の中の邪道です。
最後にもう一度言いますが、タイプに優劣はありません。
理解できないタイプがあれば、下手につつかず「そういうものだ」と割り切るほうが、自分も気が楽ですよ。