自己啓発本は読むだけではバカ? 焦げまんじゅう流の読み方解説

自己啓発本は読むだけではバカ? 焦げまんじゅう流の読み方解説

 

 

 

 

 

どうも、焦げまんじゅうです。

 

 

「本の読み方」というお題目を盾に、今日も好き勝手言っていきますよ。

 

 

今回調べて思わず噴き出した検索ワードは、「自己啓発本 バカ」。

 

 

うーん、言いたいことはわかりますが、何とも辛辣……(´・ω・`)

 

 

 

さて、では無駄話もほどほどに……早速切り込んでいきましょう。

 

 

 

 

自己啓発本は読むだけでは無意味

 

 

 

 

 

自己啓発本に限らず、こういう類の読み物の大多数に言えることですが……読むだけでなく、肝心なのは「頭に何か残ること」。

 

 

自己啓発本を読むという事は、何かに成功したり、人生をうまく運んだりしたいという願いがあるはずです。

 

 

 

この手の自己啓発本はだいたいが読むだけでも達成感のあるもので、ついつい読んだらそれで終わりにしたくなりますが……自身の人生を変えるには、思った以上の労力が必要な物。

 

つまり、行動に移さないと読んでも成果は微妙というわけですね。

 

 

 

 

世知辛いよなあ。

 

 

読むだけじゃダメとか、おっさん心が痛くなっちまうよ


 

 

で、自己啓発本を読んでいる人たちの中には、読んだだけで満足し、その知識を人に語ることで満足、という人たちがいますが……まあ「バカ」とまで言うのは問題でしょう。実際に知識だけは身に着けているわけですし(自慢のための表面上の知識なら話は別)

 

ただ、やはり自己啓発本の真価は、行動してみて、どう変わるのかを実感することにあります。少なくとも、私はそう思います。

 

 

ならば、やはり実践できそうなところ、実践しても不自然にならない部分から、ほんの少しでも実践していくのもいいでしょう。

 

 

 

 

人生いろいろ、やり方もいろいろ

 

 

さて困ったことに、自己啓発本を読んで、実践する。世の中、これだけで望んだ成果を勝ち取ることはできません。

 

 

実はこういう手合いの本、読み方自体は哲学書とあんまり変わりがないのです。

 

 

つまり、一つの考えに固執し、一人の考え方だけを正しいと信奉しては、逆にダメになる可能性すら秘めているというわけです。

 

 

 

この辺哲学と一緒だな!

 

ひとつの考え方だけ信じると、自ずと視野が狭まる。

 

 

しかも書いてるのは哲学者じゃない。場合によっては大部分を運で成功したような成功者や、洗脳術と権謀術数で人を叩き落して成功した人が薄っぺらな「いいこと」を書いてるのも普通にあるぞ!

 

 

日本は成功者にさえなれば、何してても偉いからな!


 

 

読んだだけでどこまでためになるかは、それこそ不明ですね。読んでみないとわかりません。

 

 

 

特に気を付けるべきは洗脳。「これが正しい! こういうやり方は絶対ダメ!」と高圧的に力説し、「そうなのか」と力づくで納得させようとしてくる本もありますが……それらはあくまで、あくまで書いた人の成功方法と失敗談でしかないという事を忘れてはいけません。

 

 

人生も世界も、どのやり方で何をすれば評価されるかなんてわかった事ではありません。

 

その人のやり方は、あくまでその人のやり方。あなた自身にも100%同じことが当てはまるという事は、まずありえないと見ていいでしょう。

 

 

自己啓発本にあるやり方は、あくまで書いてる人の成功法に過ぎず、あなた自身のやり方とはまた別のものであるということは、留意すべき点です。

 

 

あなたにはあなたのやり方があるわけですから、「これが正しいんだな! 愚直に従っとけばいいんだ!」とならず、あくまで「数ある選択肢のうちの一つ」として、試しにやってみるくらいの気持ちの方が、後々騙されずにすみますよ。

 

 

 

 

まあ「所詮一つの考え方」って所は、うちで書いてあることにも言えるけどな。

 

 

それはそうと、この手の成功や失敗の結果は、かなり長期のスパンで見なきゃわからないものでもある。

 

「試しに」といっても、三日三晩程度じゃその方法が合ってるかどうかはわからんってことだな


 

 

 

 

 

 

 

マインド関係はだいたい答えが出てるよね

 

 

 

特に精神や人間関係なんかは、焼き回しの薄っぺらでもどうにかなるほどに決まりきったテンプレが存在します。それに便乗して、何となくいいことを書いて儲けを狙う人たちの本もありますし、ひどい者だと「お前らはバカだクズだ」とまくし立てたうえで、自分のやり方をさも唯一の道のように押し付ける洗脳本もあるわけですから、読んだうえでどの知識を取り入れるかは、しっかり考えなければいけませんね。

 

 

例えば「ネガティブ、ダメ、絶対!」とかがこれにあたります。

 

その手の本を読まれた方はご存知かもしれませんが……「引き寄せの法則」というやつですね。

 

 

思考は実現化する。だからネガティブな事を考えていれば、どんどん運が悪くなる。反対にポジティブに生きてれば運もよくなり、成功できる! 失敗者は失敗者、成功者は成功者同士で群れになるんだぜ!

 

 

はい、もうテンプレ中のテンプレですね。成功のための思考や精神性、そして人生を楽しく生きるための本。こういった本はだいたいがこの考え方を主軸に展開していきます。

 

こういった本を、よければ立ち読みでもしてみてください。気持ち悪いくらい似たようなことが書かれてますよ。

 

 

まあ実際に効果があるかどうかはここでは省きますが……こんな感じで、精神面の自己啓発本は、知識さえそれなり以上にあれば、割と誰でも書けるわけですね。

 

 

 

あとは「死ぬほど努力しろ」とかな。

 

これも腐るほど言われてるが……

 

 

ぶっちゃけ努力と思ってする努力で、あんな狂った長時間労働が出来るもんかね?

 

 

俺なりの答えを出すなら、努力なんぞするより「面白い!」とのめり込む、あるいはのめり込める事柄に本腰入れたほうが早いよな


 

 

とにかく、これらに関しては独自理論をきちんと述べている本のほうが圧倒的少数派と言えるでしょう。

 

ネットに散見している記事だけでどうにかなる場合がほとんどですし、あんまり真剣に考えすぎると、逆に妙な洗脳にかかってしまうかも……

 

 

 

 

自己啓発本はこう読め!

 

読んだら実行すべし!

 

ひとつの考えに捉われるべからず!

 

 

要するに、ダメ元でやってみようよという事ですね。

 

 

読むだけで納得してはダメ、かといって一冊の本に答えを期待してもダメ。こう書くと、なんか自己啓発本をバカにしてる気がしてアレですが……実際に私流の読み方はこんな感じになっています。

 

「本当かよー?」と疑いながらも、試しに実行してみるのは、何事においても大事な事ではないでしょうか?

 

どーせ失敗が九割とも言われる人生です。ならば、たまには失敗しそうなことに、ノーリスクな所から首を突っ込んでみるのもいいと思いますよ。

 

 

人間万事塞翁が馬。こういう「どーせダメだ」と思えてしまう部分が、案外うまくいく秘訣かも……?

 

 




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