タイプ6 他タイプとの付き合い方 後編

  このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

⇒対タイプ1~4の付き合い方はこちら

 

 

それでは、タイプ5以降との関わり方を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

対タイプ5

 

 

 

どちらも不安に敏感な頭脳センタータイプ。

 

タイプ5は柔軟な発想力こそ優秀な反面常識や集団に置いて行かれがちで、あなたの助け合い精神はそんな孤立しがちのタイプ5をとどめておく力を持っています。

 

 

頭脳タイプでありながら情緒的で助け合い精神の豊富なタイプ6と、結論を出したり自分で考えて舵をとるのが好きなタイプ5。この組み合わせは、奥手ながらも悪くはありません。

 

 

 

しかし、スタンスの違いはストレス下ではネックになります。

 

 

というのも、タイプ5はマジョリティとか権力者の言い分とか、そういう常識や暗黙のルールを無視した考え方を好み、場合によっては進んで孤立したがるのです。

 

その特徴もあって、タイプ5の行動は集団を乱す存在と見えるかもしれません。

 

 

当然安寧のための脅威にもなるため、容赦なく攻め落として服従を迫りたくもなりますが、そうなると今度はタイプ5は逃げていってしまうという悪循環。

 

 

攻撃すれば逃げるため危険な敵となるケースは多くありませんが、仲間として共に進むにはその辺りも意識する必要があるでしょうね。

 

 

特に何を考えてるのかがわかりづらいタイプですが、感情的に責めたところで逃げていくため、無理矢理コミュニケーションを取らせるのは得策ではありません。

 

基本的に感情論の応酬に応じる相手でないこと、そして言い方の無遠慮さと敵愾心は別物である事。この2点を心掛けましょう。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

対タイプ6

 

 

 

同タイプなので、「安心をくれる強くて信頼できる人が欲しい」という根幹の願いは変わりません。仲間同士、つるむのに苦労はないでしょう。

 

一度気を許して共に同じコミュニティに身を置けば、お互い支え合う、まさに日本人の協調性という強みそのものを引き出せる組み合わせとなり得るでしょう。

 

 

 

しかし、短所も似たり寄ったりで、2人ぶん積み重なって重みは倍増。

 

特に最悪のシナリオを頭に思い浮かべ、そのままネガティブな想像を現実のものと思い込みやすい両タイプ。

 

 

お互い絶望感に打ちひしがれ、その結果行き場のない感情をぶつけ合い不毛な争いに発展。どこまでも付きまとう不安やイライラもあってお互い疲れ果て、次第に弱っていく……などというシナリオもあり得るのです。

 

 

 

こういう場合、感情のおもむくまますぐに言い返すのはNG。最低でもどちらか冷静になり、相手の言い分や自分の言いたいことをしっかりと理解する必要があります。

 

まずは一呼吸おいて相手の言い分を聞くようにすること。そして、口論になったときは、言いたいことを言うのでなく自分が何をわかってほしかったのかを考えるとよいでしょう。

 

 

あとは、そんな不安に駆られないためにも、密接にかかわりあえる時間を取ることも大事です。

 

 

 

 

対タイプ7

 

 

 

不安を忘れて楽しくかかわれる相手。同時に相手もブレーキ役がいることで、目を背けて無かったことにしようとしている問題にも向き合えます。

 

暴走特急と安全運転のブレーキ役。凸凹ですがしっかりと補完できる関係にもあり、噛み合えばとんでもない力を発揮します。

 

 

 

しかし、それも健全な関係でお互いを理解できればの条件付き。

 

安全志向で石橋を叩いて壊すくらい慎重なタイプ6と、地雷原を笑いながら走り抜けるタイプ7。元々のスピードが違い過ぎます。

 

 

そのため一度駄目なところが目に付くと、あなたからするとタイプ7は頼りにならない間抜けに見えることも。

 

逆にタイプ7は、そんなこんなで不審な目を向けるタイプ6が自分の端を引っ張っているように思え、そのまま喧嘩別れになるのがよくあるケースです。

 

 

 

タイプ6の課題として「感情的に言い返さず、聞き流すことを覚える」というものがありますが、特にタイプ7との付き合いではこれが強く言えます。

 

たまには適当に、「そういうものなんだ」と漠然と相手を認めることも重要です。

 

 

相手を見下して非寛容になるのも当然アウトですが、合わせすぎても不満が爆発するだけですよ。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

対タイプ8

 

 

 

リーダータイプのタイプ8とのかかわりは、お互いの信頼感さえしっかりしていれば、かなりしっくりくる組み合わせです。

 

文面だけ見ると嫌な奴に見えるかもしれませんが……あなた自身が求めるリーダー像の要素の多くを、タイプ8は備えているのです。

 

 

例えばパワフルさに、面倒見の良さ。そして舵取りの思い切り。あなた自身が望むリーダーと合致する部分も多いのではないでしょうか?

 

 

この組み合わせは、言ってしまえば主と従。圧倒的なカリスマを発揮するタイプ8の補佐に回ることで、お互いの良さが引き立つのです。

 

 

 

しかしまあ、タイプ8の強烈さを「嫌な奴」と思えてしまうその考えもある意味正解で……我の強いタイプ8に何か直言するのは非常に勇気がいる事なのです。

 

そのため、相手に遠慮して何も言えなくなって、それを見たタイプ8が気を良くしてあなたの手綱をとことん握ろうとして……そんな感じで、信頼関係は崩れていきます。

 

 

不健全なタイプ8は、自分の言いなりにならない奴には本気でブチギレます。

 

そんなことされたら、もう陰口しかありませんよね? しかし、その陰口こそが、タイプ8からすれば裏切りの合図。それを知れば、より語気を強めて詰め寄り、下手をすると暴力沙汰も……

 

 

 

とにかく怖いタイプ8ですが、ビビッて尻込みすると基本的に逆効果です。向こうも本音での付き合いを望んでいるところがあり、必ずしも自分の操り人形が欲しいわけではないのです。

 

おっかなくはありますが……堂々と、率直に思たことを口にするようにしましょう。下手に遠慮して付け込まれると、お互いにとって毒です。

 

 

また、ある程度の自立した関係を築くのも大事。依存関係になると、タイプ8は力加減を誤るようになります。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

対タイプ9

 

 

 

あなた自身の統合先で、補完し合える間柄。

 

お互いフレンドリーで調和を望んでおり、グループ内での諍いを嫌うので、暖かな関係を築ける組み合わせでしょう。

 

 

タイプ9はタイプ6が見落としがちな今の楽しさを見据え、あなた自身はタイプ9の盲点である先の不安要素を見る。この辺りの補完も、かなり上手く行きやすいのではないでしょうか。

 

 

 

しかし、やはりお互い違いというものがあり、そこに本気でイライラし始めると、関係は瓦解します。

 

タイプ9は基本的にゆったりしたペースを望み、取り掛かりが遅い傾向があります。基本的に口火を切るのはあなた自身でしょうが……タイプ9のこういうところにイライラした結果そうなるわけですね。

 

 

当然溜まりに溜まった分、口調はキツイものに。こうして怒っているタイプ6を見るとタイプ9は自分の行動の遅さを直すどころか手を止め、亀のように首を引っ込めてやり過ごそうとするわけですね。

 

結局膠着状態に陥り、あなたが何を言っても反応してくれなくなることも。

 

 

 

タイプ9は穏やかで暖かな人間関係を欲しており、こういう感情的な言い合いを求めているわけではないのを、まずは知っておきましょう。

 

タイプ6の驚異的な協調性の裏には「みんな一緒」を強行しようとする同調圧力がありますが、特にタイプ9にはこの特徴が出やすいので要注意。

 

 

タイプ6にはタイプ6の理想があるように、タイプ9にも自身の理想があります。それを理解した上で、話す際は自分たちの理想に無理やり引き込むのではなく、相手の望みに則って穏やかに話しかけるようにしましょう。

 

間違ってもキレてしまったら逆効果です。

 

 

 

 

⇒対タイプ1~4の付き合い方はこちら

  このエントリーをはてなブックマークに追加

トップへ戻る