タイプ6 他タイプとの付き合い方 前編

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タイプ6 他タイプとの付き合い方 前編

 

 

 

テンプレ日本人の特徴を射たようなタイプなので日本国内ではかなり理解されやすいほうではありますが……それでも他のタイプからすると必ずしも「察して」という言葉が通じないこともあります。

 

また、大勢集まれば集まるだけ「みんな一緒」の同調性が芽生え、その他を無視してしまいがちな一面も。

 

 

基本的に気さくながら控えめで接しやすいタイプではありますが、理解できないものを切り捨てたり、自分が望む姿でないものを攻撃するのは控えめに。

 

 

 

 

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対タイプ1

 

 

共通の目的を抱えていると、驚異のバランスを見せる組み合わせ。

 

人との調和を意識するタイプ6と、現状を改善することに力を入れるタイプ1。見ている先は違いますが、だからこそ、うまく機能すれば死角の少ない、あなた自身の望む安全に近い領域を確保できる事でしょう。

 

 

上手く回すためのコツはコミュニケーション。ここをうまく機能できないと、信頼関係は崩れてしまいます。

 

タイプ1は理想にうるさいとはいえ、普段はかなり寡黙なタイプ。残念ながら、感情表現は達者な方ではありません。そのため、タイプ6の不安が高じるほどに、その関係は崩れていってしまいます。

 

 

そして面倒がったタイプ1が距離を置いていく姿をみると、あなたは「やっぱりこいつは見捨てたんだ」と思ってしまうかもしれません。こうして信頼関係が崩れていくたびにお互い相手に批判的になり、みるみる絆は崩れ去ってしまうのです。

 

 

 

やはり一番の問題は、気持ちの表現。タイプ6はえも知れぬ不安から相手の考えを推測し、悪いほうに解釈してしまうところがあります。そうなった相手を助ける力をタイプ1に期待できませんので、そうならないために自分の不安をしっかり相手に伝えることが必要。

 

相手との信頼関係があれば、変な不安や失望感に苛まれることも、次第に減っていくはずです。

 

 

 

 

対タイプ2

 

 

 

何だかんだ人と繋がっていたいタイプ6からすると、タイプ2の人付き合いの良さに助けられる場面も多いでしょう。

 

タイプ2はあなたを暖かく環の中に迎え入れてくれ、またタイプ2からしてもタイプ6の慎重さから学ぶことも多い。距離感を誤らなければ、意外と上手く行く組み合わせなのではないでしょうか。

 

 

まさに信頼し合う二人三脚。そんな様子が似合いそうなタッグです。

 

 

 

……が、距離感の問題が、そんな関係を邪魔してきます。

 

というのも、タイプ2は気に入った相手をどこまでも見ていて、どんな状況でも助けようとしてくるのです。そのため、距離感の近さから複雑な気持ちになることも。

 

要するに、「今は一人でいたい」という時にも、空気を読めずに介入してくるのがタイプ2の特徴というわけですね。

 

 

これで拒絶してしまうと、今度はタイプ2がショックを受け、不健全化が進んでいくわけです。

 

 

 

ここで大事になってくるのが、「誰しも空気を読むことを至上としているわけではないし、そういうのが苦手な人がいる」という事実。

 

タイプ2は空気はともかく感情は読めるので、あなたが不安なオーラを出しているとほぼ間違いなく助けに来るでしょう。誰しも、タイプ6の要素や空気を読む力を持っているわけではないのです。

 

 

特にタイプ2に対しては、しっかりと言い分を聞くことと、お互いの気持ちを想像でなく言葉で確かめ合う事です。不安に取りつかれず、しっかり事実を見る目を持てば、自ずと関係は改善します。

 

 

 

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対タイプ3

 

 

 

タイプ3の統合先がタイプ6となっており、それもあって実りの多い組み合わせになるでしょう。

 

それがなくとも、リーダー向きの合理主義者で人間関係を忘れがちなタイプ3と、先頭に立つのが苦手ながら実行要員として優秀なタイプ6の組み合わせは、強大なパワーを持ちます。

 

タイプ3のようなリーダー格と共にいると、タイプ6も相当に動きやすくなるはず。

 

 

 

しかし、目指す先やペースの違いから大きな食い違いになることも。

 

 

タイプ3は評判を上げることと自分の目標を達成することを重視し、当初は力強いリーダーに見えますが、虚栄心が強い一面も持っています。

 

そして、自分の評判を上げるためには人間関係もプロセスも、手段すら問わない……不健全になるほどに、こういう傾向が強くなるのです。

 

 

あなた自身の望むリーダー像は、おそらくこんなものではないでしょう。その考えがタイプ3の身勝手なやり口を許せなくなり、徹底批難するようになるのです。

 

しかしタイプ3からすると、勝手についてきて勝手に文句を言うタイプ6こそが身勝手な存在。足を引っ張る奴はいらないからと離れようとするわけです。

 

おおよそ、この組み合わせの破綻はこんな感じが多いでしょう。

 

 

 

特にお互いハードワーカ―になりがちなのですが……ここは一旦仕事を脇に置き、しっかりお互いの気持ちを話し合う機会を設けましょう。疑問や不安は、勝手に推察するより本人に聞いたほうが解消は早いです。

 

心の繋がりを実感する時間を作るとともに、相手に誇大な偶像を当てはめることがないようにも注意するとよいでしょう。

 

 

 

 

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対タイプ4

 

 

 

常識の権化&自由の権化。優先順位や見ているものはバラバラですが、実は何だかんだ、お互いの気持ちをしっかり分かち合うには最適なのではとも思える組み合わせ。

 

 

完全に内向的でありながら自分の気持ちを素直に表現する態度は、あなた自身に足りないものの1つ。これを身に着けるだけで、苦しさや痛みも違ってくるでしょう。

 

対してあなたは、自分の世界に没頭しがちなタイプ4をサルベージする力を持っています。凸凹だから支え合える。それを絵に描いたような繋がりを持つのも難しくありません。

 

 

 

しかし、両者とも感情的でマイナスイメージを増大させやすいという点には注意。

 

双方感情の振れ幅が激しいので、気付いたときには「この自己中の権化め!」「良い人ぶりの頭でっかちが!」などと言い合っていることもあるでしょう。

 

またどちらも依存的で見捨てられ不安が大きく、「見捨てられるくらいならこっちから見捨ててやる!」となりがちなのも、この組み合わせの危険因子のひとつ。

 

 

結局感情的にお互いを非難し合う面では似た者同士なので、ドツボに嵌まれば嵌まるほど喧嘩は凄惨になり、冷静になった時には修復など不可能なレベルにまで決裂してしまっているのです。

 

 

 

お互いそういった感情面では似通っていますが、見るものや物の見方が違う事は知っておくべき。

 

タイプ6だと、タイプ4の自由さは恵みも大きく、型にとらわれがちな自身の頭を解きほぐしてくれることもあるでしょう。相手の意見にもしっかり耳を傾けて、受け入れるかどうかは別として尊重してみましょう。

 

 

また、感情的な言い合いは激しくなると何も生みません。冷静さを保って喧嘩がひどくならないようセーブすることも、知っておいて良いでしょう。

 

 

 

⇒対タイプ5~9はこちら


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