エニアグラムタイプ5 「没頭志向、研究熱心な学者タイプ」

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エニアグラムタイプ5の特徴 「学者タイプ」

 

 

 

エニアグラムのタイプ5は「学者タイプ」とも言われており、一人で黙々と関心事にはまり込んでいく傾向のあるタイプです。

 

何かに興味を持ってしまうと爆発的にのめり込んでしまい、いつの間にかその一面の知識は第一人者に引けを取らないものに……その性質上オタク傾向が強いとされていますが、学識や知識という意味では他タイプの追随を許しません。

 

 

ただし、知識を少し過信しすぎる部分もあるので注意が必要……かも。

 

 

 

 

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一歩引いて状況を見守る観察者

 

 

 

タイプ5は、「研究」というワードからわかる通り、最前線でアグレッシブにで行動するタイプではありません。

 

基本的に動くよりもまず考えるという人がほとんどで、行動力は高くありませんが、しばしば非凡なアイデアや傑出した哲学を頭脳ひとつで生み出すポテンシャルを持っています。

 

 

そんなタイプだからこそ、その驚異の分析力と観察力を駆使する環境さえあれば、知力を活かして無二の参謀として君臨することも可能になります。

 

 

 

また、このタイプは良くも悪くも興味を持ったことに没頭するタイプでもあります。

 

例えば哲学に興味を持ったとすると、社会思想や心理学、下手をすると類似しても別物であるはずの経済学や歴史など、とにかく広範囲にわたってガッツリ知識を吸収し、いつのまにかその分野に精通してしまう事も多々あります。

 

 

興味の対象は人それぞれで、例えば堅苦しいものの他にも占いやおまじないといったスピリチュアル方面、あるいはゲームや空想世界についてなどなど、タイプ全体でいえばほとんどジャンルを選びません。

 

 

反面、興味のない事には無頓着で、名声欲や物欲に関してはかなり薄い場合が多いです。

 

当然、興味のない分野における知識においては人並み以下……なんてことも少なくありません。

 

 

全体的に知的で優れた観察力、洞察力の持ち主ではありますが……それを評価されるかどうかは環境と本人の興味次第といった部分も大きいです。

 

 

 

 

 

全タイプ中おひとりさま耐性は随一

 

 

 

このタイプの人にとって、一人ぼっちの時間は寂しいというより、むしろ「色々考えるのに都合がいい時間」とプラスに捉えることが多いです。
どこか冷めていてナチュラルに他人を見下す人も多いタイプですが、嫌われても特に気にしないか、気にしても行動に移そうとする可能性は低いでしょう。

 

 

必ずしも人嫌いという訳ではありませんが、「常に誰かと一緒に居て、肌のぬくもりを感じていたい」という人は皆無に近いです。

 

 

 

このタイプにとって一番嫌なことは、考えているときに思考を引っ掻き回されること。特に「考えるよりまず動け」という信条を美徳とする集団は大の苦手で、有益な説教であってもペースを引っ掻き回された時点で距離を置くことを検討し始めます。

 

 

つまり、自分の信条ややり方に合わないものとは距離を置きたがる、というわけですね。

 

一人で頭をこねくり回しているときに邪魔をされたくないから、アウトサイダーに徹し、集団から離れて情報を収集分析に徹することも少なくありません。

 

 

 

また、そんな「自分の世界」を確固として持っているため、その世界観も独特。他の人が考え付かないし考えようともしないような哲学や生死観、人生の闇などを自分なりに究明しているケースも多々あります。

 

 

 

 

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仕事のスタイル

 

 

 

タイプ5の人は、良くも悪くも社会に依存せず、社会的評価をアテにしません。あくまで自分の得意分野を深めてスペシャリストを目指す人が多いです。

 

基本的に一人で勝手に考えて勝手に動くタイプなので、下手にあれこれ指示を出すよりも一任してしまったほうが仕事ははかどる……という場合が非常に多いタイプです。

 

 

しかし、さすがに一人で勝手に仕事を進めていると、たまーに主観からくるズレなどがあることも。そのため、完全に一人でこなしていくよりも、途中で誰か第三者からチェックや添削を受けたほうが、仕事としては間違いは少ないでしょう。

 

 

 

基本的に鋭い洞察力と分析力で問題を提起し、安易な判断をしないタイプなので、特に本人の興味に沿ったタイトルやプロジェクトに属して仕事をするときには名参謀として頼りにあるのもこのタイプ。

 

 

が、こういう軍師として扱う場合も、コミュニケーションに関しては補佐がいたほうがいいかもしれません。

 

特に気を許した相手へのやり取りならば問題ないのですが、苦手なタイプ……特に威圧的で気の強い人物やあからさまに当人を嫌っている人との情報伝達は総じて難しい、というか露骨に避けようとする傾向があります。

 

嫌がらせやいじめを受ければ受けるほど殻にこもってエネルギー消費を避けるタイプなので、そうなってしまうと最低限の意思伝達も難しくなってきます。

 

 

また、人に甘えたり頼るのが苦手な場合も多いので、何気につかず離れずのケアが必要となる場合も多いです。

 

 

 

このタイプは本当にエネルギーを極力消費しないようにしたがる。

 

だから、嫌われた相手との復縁とか嫌がらせへの徹底抗戦なんかは避ける傾向があるな。

 

 

代わりに自分の主張すらも「こいつに言っても無駄」と思ったときは完全に引っ込めちまう部分もある。そこらへんは注意すべきだな


 

 

 

好相性な職場

 

しっかりと自分の空間や領域を確保できる静かな職場。得意分野ならば尚〇

 

 

 

相性の悪い職場

 

「考えるよりまず行動」なスピード勝負は思考分析が追いつかず相性悪し。人との接触が多い場所や建前や気遣いが必要以上に大事にされる場所も×

 

 

 

仕事や人間関係がなかなか上手く行かないなら、こういう手段も一ついかがでしょう?

 

《電話占いヴェルニ》

 

 

電話占いと銘打っていますが、私から言わせれば占いのメインは人生相談です。

 

まあ、早い話が甘えたり頼ったりの練習ですね。国内最大規模なので、母数が大きい分合う人に出会う確率も高いです。

 

 

正直、これもビジネス。多少不器用でも相手は冷酷に扱う事ができないと考えてよいでしょう。

 

たまには思いの丈をぶちまけてリフレッシュすることも、知識を溜めて活用するために必要な工程ですよ。

 

 

あと、密かにやっている人も多い。ですから安心感は下手なサービスよりはあると思われます。似たような悩みを抱えている人は少なくないわけですね。

 

 

ただし、くれぐれも入り込み過ぎないように。依存すると、抜け出すのが大変ですからね。

 

何より、相談でなくあなた自身がどう行動していくかが現状打開のカギですよ。

 

 

 

 

家族とのつながり

 

 

 

このタイプは幼いころから何かにつけて没頭しやすく、一人の静かな時間を持つことを好みます。

 

また秘密主義者でもあり、自分が何に没頭して何を目指しているかは、本当に心を許した人にしか言わないことも。

 

 

 

変わり者で少々理解しにくい部分はありますが、かといって無理矢理矯正しようとすると逆効果……。ある意味、かなり難しいタイプなのかもしれません。

 

 

 

タイプ5は、常に「安心できる自分だけの聖域」を求めており、人に多くを求めない代わりに他人から多くを求められることを嫌います。

 

とにかく、お互い自立して不用意に踏み込み過ぎない関係を求めているわけですね。知人友人だけでなく、家族に対してもこれは同じです。

 

 

 

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恋愛において

 

 

 

恋愛に関しても「自分の聖域を犯されたくない」という部分は強く出ており、そのためお互い自立した関係を望んでいます

 

要するに、独占欲や執着が強すぎる、言わばヤンデレタイプは相性が良くないという訳ですね。

 

 

基本的には適度な距離感と、感情的になり過ぎないさりげない接触を求めている節があるわけですね。

 

共通の趣味や世界を持つ人物か、あるいは過干渉にならずお互いの領域を守り合う関係を望んでいます。

 

 

とまあこんなタイプなわけでして……本質は優しさや思いやりを持ち合わせているのですが、どうしてもそれを表に出すのが苦手。さり気ないアピールや気配りが苦手なので、ぶっちゃけ自分から告白するタイプではないわけですね。

 

 

相手から見ると冷静で合理的、客観的に映ります。また、自分の世界をしっかりともっているのはわかるのですが、それがミステリアスにも不気味にも見える部分が。

 

 

 

自分を出さないという事は、則ち恋愛下手ともいえる要素もあるわけですね。

 

自己表現が苦手なため自分を余り出せず、そのため冷たい人と思われてしまう事も多く、相手は「大事にされていない」と勘違いしてしまう傾向があります。

 

 

不器用とか準備ができていないとか、そういうのは恋愛で求められているものではありません。

 

スマートでなくても自分をしっかり表現してみましょう。どーせ相手は心許した恋人です。美辞麗句なんぞ必要ありません。思いのたけが伝わればオールオッケーです。

 

 

あとは、相手の話もよく聞くこと。元々興味事以外には淡白な部分がありますが、人間誰しも興味のない話にはどう乗っかかっていいものか悩むものです。

 

それは恋人にも同じことが言えます。たまには相手の話に乗っかかって、不用意でも何でもいいので感想や相手への関心を素直に述べていきましょう。

 

 

あとは、自分の意見をまとまらなくてもしっかり主張してみることですね。

 

 

 

総じて言えることは、準備なんぞできてなくてもいいから、とりあえず自分の心を正直に出してみることも大事ということですね。

 

インテリジェンスや筋の通った完璧な理論に固執するあまり、思った事が言えないことが多いのがこのタイプです。たまには馬鹿になり切ってみましょう。

 

 

 

 

バカの無駄に行動的な部分は、タイプ5からすれば学ぶことも多いはずだ。

 

 

たまには脳みそフル回転させるだけでなく、途中経過やフワッとした部分を人にぶつけてみるのも悪くないぞ。

 

 

 

ちなみにここの作者はタイプ5(推定)だが、軽率で暴発気味な生粋のアホだ。こういう奴も同じタイプにはいるってことだな



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