タイプ5 他タイプとの付き合い方 前編

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タイプ5 他タイプとの付き合い方 前編





タイプ5は得意分野に対する知識こそ目をみはるものがありますが、基本的に人付き合い……というか率直な感情表現は苦手分野です。

相手との距離が離れがちになってしまう事が多いので、本心を理解してもらうのには少々苦労するかも……


どうしても頭でいろいろと考えてしまいがちですが、たまには不格好に正直な気持ちを伝えたほうが、相手に伝わることも多いですよ。



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対タイプ1





全体に視点が向いており、感情や既成概念を取っ払った冷静な判断ができる両タイプ。派手さはありませんがお互いの領分をしっかり守り、堅実に深めることができる組み合わせです


好きなことにどんどん入り込んでいくタイプ5と、理想を目指して走っていくタイプ1。プライベートでの相性はもちろん、噛み合えば仕事でもかなりの力を発揮できます。



しかし、やはり見ているものの細部は違うので、ストレス下ではその違いが気になることも。

タイプ1から見るとあなたの考えは非現実的で理想に即したものではないように見えてしまい、深く理解せずに否定する場面も出てくるでしょう。そうなるとタイプ5も窮屈に感じるようになり、どんどんストレスが溜まっていくのです。


こうしてお互い自分の領分を守るために関わりを限定し、どんどん距離が離れていってしまうのです。



この組み合わせの1番の課題は意思の疎通。もともと劇的に関係が深まるというタイプでもないので、こういった関心事を軸にじっくりと関係を深めるのが1番手っ取り早い手段です。

そして時には自分からしっかりと関わっていき、お互いの距離が離れないようつなぎとめておくことが大切です。当然、相手の話にもしっかりと耳を傾けるように。





対タイプ2





タイプ2にとって、密接な人間関係は超重要な要素。基本的に単独行動を好むタイプ5を人々とのつながりの中につなぎ止めておく役割を持っています。

一見するとあまりありがたみは感じないかもしれませんが……いかに個人主義者といえども、まったく人と話さなければどんどん心は病んでいきます。それを防止してくれるというわけですね。


一方のタイプ2は感情によって揺り動かされがちですので、あなた自身の感情を脇に置いた冷静な考えは安定感をもたらします。




しかし、その上で問題になってくるのが、お互いの人に求めるものと距離感の違い。

あなた自身は適度に放っておかれないと逆に疲れ切ってしまうでしょうが……タイプ2の性質はその真逆。大事な人といつも一緒にいたい、深くつながっていたいという考えが非常に強いのです。


よって、タイプ2が積極的に関わってくることは、あなたにとってはちょっと困ることもあるかも。

そしてそういう場合に意図して離れようとすると、今度はタイプ2が傷つき、「どうして?」とばかりにさらに積極的に寄ってくるでしょう。



こういったいたちごっこでお互いが疲弊しないためにも、相互の距離感や考えを理解するのは急務と言えます。

タイプ2のように感情に生きるタイプは、理論よりも共感に関心が向かいます。


とりあえず最善は、気持ちや真心をこめたしゃべり方をする事。あるいは、相手の話をしっかり聞き、気持ちを共有すること。アドバイスの前に、これを意識してみましょう。



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対タイプ3




双方合理的な考え方を好むため、能力が問われる場面では恐ろしい組み合わせになります。

タイプ3は常識的な観点から「勝ち馬」になる最短ルートを突っ走るのを得意とし、タイプ5は常識や既存概念をひとまず無視した考え方をさせると力を発揮します。


殻を打ち破ることを得意とするタイプ5と、コミュニケーションやアピールなど現実に即した勝利方法が得意なタイプ3.この組み合わせは、双方の得意分野をしっかり生かせれば大きな力を生み出すのです。



しかし、問題となるのはペースの早さ。とにかく成功目指して行動するタイプ3と失敗しないように慎重に進むタイプ5では、必然的に歩調に違いが生まれます。

結果として双方が自身より著しく劣っているように見え、タイプ3はタイプ5を頭でっかち、あなたからはタイプ3を浅慮で底意地の悪い存在に見えてしまうのです。


また、人間関係<成功のタイプ3と超個人主義のタイプ5は、ともに自分の内面を語って相手に理解を求めるのを無駄と思いがち。この辺も、信頼を失って拗れる原因になっていますね。



良好な関係を保つには、無駄な事だと思ってもまずは相手とのコミュニケーションに時間を割くこと。タイプ3はとにかくペースが速いので、それに合わせるために考えてる途中経過でもしっかり話すと良いでしょう。





対タイプ4




独自の世界を中に内包する者同士。内向+内向の組み合わせのため関係を最初に築くのは苦労しますが、あとは結構なんとかなることも多く、相性は良好です。

特に自分らしさのためにお互いを支え合えるため、他のタイプよりも相手への理解は得られやすいでしょう。



しかし、やはり根底に求める価値や距離感が、不和のタネになる事も。

タイプ4は大人しく個人主義者に見えますが、その裏は情熱的なロマンチスト。そうは見えないだけで、密接な人間関係を心では望んでいます。


結局、淡白な距離感のままではあちらが耐えきれなくなるわけですね。その結果として、タイプ4はあなた自身の本心を試すために挑発を繰り返したり、感情的に当たり散らすことも。

ここで距離を置いたとしても、タイプ4がわがままで傲慢になるというのは、それだけ特別な存在と考えている証。キチンと相手の欲求にも耳を傾けないと、失望して離れていくまで絶え間ない攻撃に悩まされることに……



基本的にロマンスと感性に生きるタイプ4を分析しようとしても、たいがいは時間の無駄。相手はあなた自身の本音がどうか知りたいのです。

さすがに主張が激しい激情型のタイプなので、すべてを受け入れるのは難しいでしょうが……いったん受け止めた上で素直な意見を言うようにしましょう。


世の中、理屈や理論より感情で話したほうが上手く行く人もいるのです。




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対タイプ5




同タイプゆえに距離感も求める部分も似たり寄ったりで、なんだかんだ安心できる関係です。

お互い自立して興味事に没頭するため、関係は静かで落ち着いたものになるでしょう。


しかし、お互い人肌恋しい時期があるのもまた事実。放任と密接な関係のバランス取りが課題になりますが、基本的に感情的に傷つけあう喧嘩も無く、穏やかな関係を築くのも難しくないでしょう。



しかし、やはり関係を維持するのが難しいという点はこの組み合わせのネック。

双方相手に一方的に手綱を握られるのが嫌いなため、ストレス下では相手に対して自分を出さずやり過ごすという選択肢を選びがちです。


また、個人主義者ゆえに関係修復に乗り気でないのも弱み。一度関係がこじれると、喧嘩こそしないものの自分の興味事に入り込み、そのまま自然消滅してしまう恐れも……



対人関係におけるタイプ5の課題は、主体性。どちらも自分から動くことが少ないため、ついつい人間関係も自然消滅や自分から距離を置くことでの終焉に向かってしまいがち。

大事でもない関係ならばそれでもかまいませんが、特にお互いがそういったタイプである場合、どれほど自分にとって得難い関係でもこうなってしまう事もあるのです。


必要な関係だろ感じれば、自分からも相手に向かっていくようにしましょう。なんだかんだ、行動しなければ思いもなかなか伝わらないのです。



⇒対タイプ6~9はこちら!

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