【MBTI】主機能や補助機能って何?

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【MBTI】主機能や補助機能って何?

 

 

 

心理機能について知っていくうえで避けて通れないのが、主機能だとか補助機能だとかいう小難しい専門用語。

 

これらは言葉こそ難しいですが、実際はかなり単純な話です。

 

 

 

 

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要するに使用優先度

 

 

 

 

心理機能、補助機能、第三機能、劣等機能……。いかにもな専門用語であるこれらは、一言で言い表すなら、それぞれのタイプが使う心理機能の優先度とでもいうべきもの。

 

 

4つあるそれぞれの機能のどれを、外交内向のどちらに向けて、どれから優先的に使っていくのか……。大まかに言えば、こういうことですね。

 

 

心理機能に関してはこちらをどうぞ
【MBTI】性格の違いを裏付ける8パターンの心理機能

 

 

 

心理機能の優先順位は、言葉にするとだいたい以下の通り。

 

 

主機能  1番よく使うもの

 

補助機能 2番目によく使うもの

 

第三機能 3番目

 

劣等機能 備えてる機能の中で一番使わないもの

 

 

 

劣等機能はあくまで使う機会が一番少ないだけで、必ずしも外交内向を合わせた8パターンで最も無縁というわけではないのがポイント。

 

MBTIにおいての人間的成長は、この劣等機能を使うようが多いのです。

 

 

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各タイプの心理機能

 

 

 

8パターンの主機能を見つけたのはユングですが、それらをさらに掘り下げて発展させた人にブリッグスとマイヤーズという人がいます。

 

彼らは2番目に使う機能……つまり補助機能の考え方をさらに掘り下げ、役割も特定させた結果、MBTIは16のタイプに分類されるようになったのです。

 

 

さて、ここでは、その16タイプそれぞれの主機能、補助機能を見ていきましょう。

 

 

 

タイプ 主機能 補助機能
ISTJ Si Te
ISFJ Si Fe
ESTP Se Ti
ESFP Se Fi
INTJ Ni Te
INFJ Ni Fe
ENTP Ne Ti
ENFP Ne Fi
ISTP Ti Se
INTP Ti Ne
ESTJ Te Si
ENTJ Te Ni
ISFP Fi Se
INFP Fi Ne
ESFJ Fe Si
ENFJ Fe Ni

 

 

 

心理機能をご存知の方はお気づきかもしれませんが、主機能と補助機能は、どちらかが知覚機能ならどちらかが判断機能というように、どのタイプの知覚判断の両法の機能を結果的に使っています。

 

つまり知覚機能をメインに使う場合は判断機能、判断機能がメインの場合は知覚機能が補助機能として動いているというわけですね。

 

 

感覚、あるいは直感で情報を取り入れるのに適した者は、サブ機能としてその情報を解釈、判断する機能をセットで持っています。

 

当然逆も然り。判断機能を主機能に持つタイプは、補助の知覚機能で判断するための材料を集めているのです。

 

こんな感じで、知覚、判断の両機能は、お互いを補助し合って成り立っています。これが、MBTIの性格区分が普通の性格診断のように断定的に使えない理由のひとつですね。

 

 

 

心理機能は純粋な足し算では表せないし、MBTIの性格区分も「あなたはこのタイプ!」と性格診断だけで簡単に断定できん。

 

この辺は、MBTIの面倒なところでもあり楽しいところでもあるな



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