MBTI……それは16タイプに分けられた性格検査!
アメリカではかなりポピュラーな性格区分であるMBTI。
近年では様々な書籍が入ってきたことやインターネット上でも取り沙汰されるようになってきたことで、どんどん有名になって来てますね。
というわけで、うちもとうとうその分野に手を出します。
今回はまず第一弾。MBTIとはいったい何で、どういうものなのかをザックリ簡単に解説していきます。
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MBTIとは?
MBTI(正式名称:Myers-Briggs Type Indicator)とは、人間を16種類のタイプにザックリ分けて、それぞれの個性や自分の本質や心を理解しようという性格区分。
まあ性格区分なんて言葉を使いましたが……実際は自分や異なるタイプを学ぶことによって、自己理解や他者理解、生き方の啓発に役立てていきましょうよーという感じのものですね。
最初はユングという人の性格タイプ論のようなものを元にした考え方でしたが、それがアメリカから始まり各国で何十年もの間研究を重ねられ、その結果行きついた自己啓発ツールというわけです。
自己啓発ツール……つまりどういうことかというと、「あなたはこのタイプ!」という性格診断とか占いとか、優劣の格付けツールではないというわけですね。
本当ならば難易度も料金もたっかい受講料のセミナーを受けて資格試験に合格した人物によるカウンセリングによって決まるもので、ネットの診断ツールだけではどうとも決めようがないものです。
まあ素人が語るのは非推奨というのはエニアグラムでも言えることですが……MBTIの場合、既に国際的に取り決めすらされているシロモノ。よって先にお伝えしますが、今回は性格診断コーナーは設けませんのでご了承ください。
とにかく、「このタイプだからこうだね!」みたいに楽しめる血液型占いタイプの診断ではなく、あくまで大まかなタイプに人を区分して見た結果であり、それを元にどう生きていくかを考えるためのものであるというのは非常に大事なところですね。
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四つの指標
MBTIでは心理機能というものをメインに見ていくケースと、4つの大まかな指標だけで判断するザックリしまくったケースの2通りがありますが……今回は官位解説という事で、ESFPだのINTJだのと4文字のアルファベットの元になる4つの指標について見ていきましょう。
おおよそ、下の評の通りですね。
E:I(エネルギーの向く先) |
|
---|---|
外交(E)
・行動派で積極的 |
内向(I)
・慎重派で掘り下げていくタイプ |
S:N(情報の取り入れ方) |
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感覚(S)
・実績主義で現実的、事実や具体的な事に目を向ける |
直感(N)
・理想主義で直感的、ひらめきや物事の関連に目を向ける |
T:F(解釈の傾向や好み) |
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思考(T)
・公平性と合理性を求める |
感情(F)
・共感性と親しみやすさを求める |
J:P(外界との接し方) |
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判断的(J)
・規律や規則、スケジュール重視 |
知覚的(P)
・臨機応変で規則や制約に囚われない |
とまあ、だいたいこんな感じでしょうか。
要するにあの妙なアルファベットの羅列は、これらを上からEorI、SorN、TorF、JorPの順で表しています。
つまり、外交的で現実主義、だけど協調性やみんなの心を大事にして、パッと決めるのが好きではない……という人は、ESFPに分類される……みたいな決まり方ですね。
おおよそザックリ言うと、MBTIはここで自分がどういった判断や生き方を好むかという傾向からタイプを割り出し、それを元に自己分析なんかをやっていくものなのです。