マンガと小説の決定的な違いは何だ? それは……

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マンガと小説の決定的な違いは何だ? それは……

 

 

 

 

 

 

妄想だ……!!

 

 

 

 

 

 

 

と、突然電波な発言をかましたところで……どうも、焦げまんじゅうです。

 

 

 

今回お話しするのは、マンガと小説の決定的違いについての私なりの考えを述べていこうと思います。

 

 

本当、楽しみ方が根本から違いますからね……

 

 

 

あ、この記事……というかこのサイトは読者視点でのお話をしていくものになってますので、くれぐれもご注意ください……

 

 

 

 

 

 

広がりか想像しやすさか……

 

 

 

マンガ、小説。この両者を比べた時、一番大きな違いは、やはり「絵か文字か」、ですよね。

 

 

絵を主体に表現するマンガと、文字だけで全部伝える小説。この二つの大きい(と私が思う)メリットを上げてみると、

 


マンガ

 

・とっつきやすい

 

・ほとんど絵だけだから場面が想像しやすい

 

 

 

小説

 

・人の数だけいろんな想像ができる

 

・表現方法が多いので、結構勉強になる

 

 

……うん、なんか複数挙げてしまったのは申し訳ない。ただ、まあだいたいこんな感じにまとまるかなと。

 

 

今回は、まあ小説の「勉強になる」の部分は置いといて……「想像」というテーマに主軸を置いて、両方を見ていきましょう。

 

 

 

マンガは「想像」する必要がない!

 

 

まず、マンガが小説と違って手軽に読めるのは、「見て楽しめる」という部分を除けば、「想像しやすい」というのが強いと思います。

 

 

例えば、キャラの描写。小説は全部文章で特徴がツラツラ述べられているのに対し、マンガはたった一コマでそのキャラの顔や体格が出ているので想像する必要がありませんよね。

 

 

言ってしまえば、超絶的に想像が楽……というか答えが出ています。そのため、いちいち場面やキャラの表情、容姿なんかを自分でイメージする必要なし!

 

 

 

まあ例えば俺の顔とか?

 

文字にすれば「目つき悪いチョビ髭ケツアゴのボサボサ頭なオッサン」なわけだが……

 

 

絵があるからいちいち言われなくてもいいし、書き記された特徴からいちいち想像しなくて済むよな!!

 

 

うん、チョー楽!!


 

 

うん、ありがとうオッサン。

 

 

とまあ、こんな感じで、「はじめから絵になっている」というのは、もう言ってしまえば最悪思考停止してても、話の流れとか人物の特徴とかをつかめるわけでして(難解なストーリは除く)……

 

 

本当に趣味として気楽に読める娯楽書籍であるというのが強みですよね。

 

 

 

人間は、自分で考えるよりも初めから答えが決まっている物を好みます。自分で考えるというのは、それだけ面倒くさいですからね。

 

その点、マンガはそんな「面倒くさい」を撤廃した、“純粋に何も考えず楽しむという一点で考えると、非常に高度な読み物”というのが私の出した答えです。

 

うん、マンガに対する解釈なのに、なんか堅苦しくなって申し訳ない。

 

 

 

 

一方の小説は「自分で考えるが主体」

 

 

 

 

ほい、じゃあ想像という意味で見ると、一方の小説はどうなのか……?

 

 

言ってしまえば、全部が文字です。ラノベをはじめ、最近の小説はキャラのイラストや、そのシーンの一枚絵くらいは載ってることもありますが……基本的に情報源は文字。ほぼ全部が文字です。

 

 

堅苦しい物になると、基本的にオノマトペや擬音語も無し。本当に、そこに書かれた文章から全部を把握するしかありません。だから、解釈は人それぞれ。人によって想像した世界が違うというわけです。

 

 

 

 

てなわけで、顔グラ撤去!

 

さっきオッサンがしゃべってたから、多分みんなオッサンのしゃべる光景を想像するかもしれんが……

 

考えてもみろ。今ここに、「誰がしゃべってるか」という情報はない!

 

 

 

つまり「俺様系、銀髪で切れ長目の超絶イケメンとか、口が悪い俺っ子金髪ジト目系美少女がしゃべっている」と解釈するのも可能というわけさ!

 

 

こいつが「自分で想像する強み」というやつだな!!


 

 

 

つまり、小説の強みとはこういうこと。

 

 

上記のセリフを見て、あなたは誰を想像しましたか? そして、どんな声で脳内再生しましたか? イケメン? 美少女? それともやっぱりオッサン?

 

 

映像や絵がないという事は、それだけ多くの人がいろんな解釈をするという事です。

 

 

ちょっと頭使うのは面倒だし難しそうですが……小説を読む真の楽しみは、そういう想像にあるといっても過言ではありません。

 

 

「読書が好き」という人たちは、だいたいが本を読みながらも、頭の中で自分ワールドを展開していることと思います。

 

 

やる前は面倒かもしれませんが……やってみると本気でハマるかもですよ。自分の世界って、それだけの中毒性があると思います。

 

 

 

 

ちなみに俺の友人には、

 

「硬派な三国志小説を、登場人物全員を美少女に置き換えて読んでいる」という剛の者もいるぞ!

 

 

戦争物である以上討ち死に描写や、簡単ながらもセ〇クス描写もあるのに……

 

 

その人がどんな想像をしてくれるのか今から楽しみです!(ゲス笑)


 

 

 

甲乙つける以前に別物!

 

 

 

 

……と、以上が、私なりに決定的な違いを論じた結果でございます。

 

 

 

なんか「マンガごときを読むとはつまらん!小説を読め!」みたいに言ってる人はいますが……

 

 

しょーじき、甲乙なんぞつける以前に、ひとまとめにするのが無理ですね。

 

 

頭空っぽにして読むならマンガ、マイワールドに閉じこもりたいなら小説。

 

 

当然、マンガもマイワールドにのめり込むツールとしては優秀ですが……

 

逆に小説は、マンガと同じような感覚で読むには情報が不親切かもしれません。

 

 

しかし、何度も言いますが……想像するというのも一度始めるとやめられなくなります。

 

 

ちょっと騙されたと思って、小説なんかに手を出してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

ちなみに本の内容を耳から入れる手段もあってだな……

 

 

 

 

 

このサービスは、本の内容を音読してくれるというものです。

 

 

特にビジネス書や教養書の類は、非常に読むのが難しいですよね。

 

ああいうのは目で追うのも大変なため、慣れないうちは耳から情報を入れていくというのも試してみると面白いかもしれません。

 

 

何より、最悪「ながら作業も可能」というのは、普通の読書と違って非常に大きいポイントですね(本当はあんまりやらないほうがいいけど)

 

 

会員登録無料の内部購入式なため、好きな本だけを試せるので、まあ物は試しというのも可能ですね。

 

 

 

一字一句読むことよりも、内容を頭に入れること! 読書はこれが大事です!

 

 


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