タイプ9 他タイプとの付き合い方 後編

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タイプ9 他タイプとの付き合い方 後編

 

⇒対タイプ1~4はこちら

 

 

それでは、タイプ5以降との関わり方を見ていきましょう。

 

 

 

 

対タイプ5

 

 

地味ながらも穏やかでゆったりとした関係が築ける組み合わせです。

 

タイプ5は割と表現や言い方がストレートなので、あなたのような緩衝材は喜ばれます。なにより、お互い強烈すぎる感情が苦手。そのため特に激しい言い争いも少ない組み合わせで、嫌な意味での激しさとは縁遠い関係を築けるでしょう。

 

 

またタイプ5の問題解決能力や洞察力は、あなた自身にとっても魅力に感じる……かも。、

 

 

 

しかし、そのネックはお互いの消極性。どちらも積極的に相手に絡んでアタックするタイプではないので、進展がなくヤキモキすることも。

 

現実問題に対して双方頭で考えようとしてしまい行動ができない点も、この進展の遅さに拍車をかけています。

 

 

ここで問題になってくるのがタイプ9の気持ち。なんだかんだ他者とのつながりを気にするので、なんだかストレスもたまってしまいますよね。でも、タイプ5はあまり動いてくれない人も多いのです。

 

 

結局喧嘩による大破局はほぼありませんが、そのまま自然消滅……という可能性が、両者の関係が破綻する一番多いパターンでしょう。

 

 

 

とまあ、こんな感じなので、課題は明らかです。お互い、きちんと相手と関わろうとすること。タイプ5はあまり人に向かっていくことがないので、やはり自分から動く必要はどこかで出てきます。

 

 

あとは、自然体を意識することが大事。関心事を同じくしてくれると目が輝きますが、実は自分と違う事に興味がある人がどうかという点は無頓着な人が多いのです。

 

別段同じ趣味じゃなきゃ関わる価値がないとかそういう事はあまりありませんので、無理せず自分をしっかり出して、遠慮せず接するようにしましょう。

 

 

 

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対タイプ6

 

 

 

あなた自身の統合先で、補完し合える間柄。

 

お互いフレンドリーで調和を望んでおり、グループ内での諍いを嫌うので、暖かな関係を築ける組み合わせでしょう。

 

 

タイプ9はタイプ6が見落としがちな今の楽しさを見据え、あなた自身はタイプ9の盲点である先の不安要素を見る。この辺りの補完も、かなり上手く行きやすいのではないでしょうか。

 

 

 

しかし、やはりお互い違いというものがあり、そこにタイプ6がイライラし始めると崩壊の序曲。

 

悲観的でたまに情緒不安定になりがちなタイプ6は、特に自分と違うタイプの人を見るとイライラして、ついキツイ言葉をぶつける事があります。

 

 

こうなると逃げるか守りに徹したくなるのがタイプ9ですが……その先に待っているのは膠着状態。特にタイプ6は健全度が寛容さにダイレクトに関わるタイプなので、その態度に対して余計ムカついて面倒なことになりかねません。

 

 

 

タイプ6は頭でわかっても、態度で示してくれないと不安になることも多いタイプです。お互い本音を言い合うのが難しい組み合わせではありますが、しっかり態度や言葉で信頼を表すほうが間違いないです。

 

不安がればそれだけ不健全化が進んであなたに対して非寛容な態度を示すようになるので、不格好でもきちんと思いは伝えるようにしましょう。

 

 

 

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対タイプ7

 

 

 

行動的なタイプ7とのんびり屋のタイプ9では根本的に合わないような気がしてきますが……実は案外そうでもないのがこの組み合わせの面白いところ。

 

 

何だかんだ周りとのほほんと関わりたいタイプ9にとって、別段敵意や強制感があるわけでもないタイプ7の誘いは、悪意的に受け取れてしまう事は少ないでしょう。

 

衝動派のタイプ7が派手に行動するのを、思慮深いタイプ9が見守る……そんな関係になることも難しくありません。

 

 

ペースは違いますが、タイプ7の行動力、そしてタイプ9のおっとりした雰囲気は、お互いにとって欠けている部分。補い合えればお互い心強いパートナーになり得ますし、集団内でもいろんな意見をまとめる良き司令役になるでしょう。

 

 

 

しかし、行動ペースの差というのは厄介なもので、タイプ7にとってはタイプ9の行動が非常に遅く感じられ、ストレスになることも。タイプ7はイライラすると直接攻撃することも多く、それが不快感の原因になることも。

 

また、お互い楽観主義的で、シリアスだったり暗かったりする問題にギリギリまで向き合いたがらないのも、時として衝突した時の傷が広がる原因になるでしょう。

 

 

そしていざ問題になったときにお互いがお互い分かり合えるタイミングを逃し、そのまま終わりのない感情的な責め苦をずっと耐え続ける……というのが、この組み合わせの最悪の結末です。

 

 

 

もうタイプ7との上手い付き合い方は、大抵はノリと勢いです。まとまってなくてもしょーもなくても、とりあえず口にしてみて相手に聞いてもらいましょう。

 

それと、嫌な時はしっかりNOという事。頼み事にはダメ元で……というのも多く、特にタイプ7の誘いはダメ元が多いです。

 

 

 

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対タイプ8

 

 

 

臆面もなく言えば、タイプ8が自他に刻んだ傷をいやすのに向いているのがタイプ9。ピリピリしすぎないよううまく調整してくれるので、自分のリラックスにも周囲との取り持ち役にも活躍してくれます。

 

特にタイプ8がどんどん引っ張ってくれるようになると思われますが……基本的に決断が苦手なタイプ9にとって、タイプ8は大いに頼れる存在。

 

 

相手にとっても、タイプ9はなんだかぽわぽわしていて気のいい奴に見え、一緒にいて悪い気がすることはまずないでしょう。

 

 

 

しかし、ストレスを感じた時の防衛反応に違いがあり、そこを理解していないととんでもない傷になることも。

 

タイプ8は相手の本心を見極めたいと思っており、無茶な命令や服従の強制をし始めます。そして、時には相手を攻め落とそうなどと考え始め、おっかないことに直接攻撃に転じることも。

 

 

当然、そんな恐ろしい存在からは離れたくもなりますが、タイプ8からすれば自分以外の人間は極端に言えば部下と敵だけ。部下にならなきゃただの敵なので、執拗に追い回して攻撃してくる可能性も……

 

 

 

タイプ8の威圧感についつい圧倒されがちになってしまいますが……こういったタイプと関わるときは腹を据えて、堂々と対峙しましょう。

 

言ってしまえば肉食獣のような人たちなので、ビクビクしてると突っつかれます。そして、自分に委縮せず堂々とものが言える存在は、相手にとっても得難い存在なのです。

 

 

 

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対タイプ9

 

 

 

似た者同士で波長が合い、そしてどちらも相手の領域を自分から侵そうとしないため気楽な関係を築けるでしょう。

 

どちらも相手の幸せを願い平和に平穏につつましやかな幸せを求めるので、滅多な事では衝突は起こらないはず。寛容で細かいことを気にしないので、居心地もかなり良いはずです。

 

 

大きな喧嘩も起こらず、相性は決して悪くはありません。

 

 

そう、悪くはないのですが……。

 

なんとなーく察しが付いているかもしれませんが、この組み合わせ、進展がすごくスローペースなのです。その上本心を語るのが下手なので、結びつきが薄れるペースが進展のペースを超えることももしばしば。

 

お互い譲らず意外と頑固にもかかわらず、妙にぶつかり合おうとしないので、それが逆にすれ違いになってどんどん関係が薄く、お互いの距離が開いてくことも少なくないのです。

 

 

 

波風立たせないために我慢してると、不満がどんどん溜まっていきます。そうやって溜まった不満は最終的にはどんな形であれ悪影響を及ぼすわけですね。

 

何だかんだ、たまには衝突覚悟で思いの丈を述べるのが、一番関係を紡ぐうえで間違いありません。

 

 

以心伝心とはなかなかいかないので、しっかり言葉で考えを伝えましょう。言葉が一番わかりやすいのです。

 

 

 

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