エニアグラムタイプ7:ウイングは6と8!

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エニアグラムタイプ7:ウイングは6と8!

 

 

 

タイプ7は活発で楽しい事大好きの、一緒にいて楽しいことでおなじみのタイプ。ひとりで楽しんでもよし、みんなと一緒に盛り上がるもよしの、見た感じでは最も人生を謳歌しているタイプと言えるかもしれません。

 

しかし、タイプ7ならば誰でも、楽しければそれでよし……とまでは行きません。やはりみんなとワイワイするのが好きか1人でも平気で楽しめるタイプなのかは変わってきます。

 

 

タイプ7のウイングは、みんなで楽しむか自分が楽しいかの違い、それと集団や組織に属することをどこまで認識しているかの違いが大きいでしょう。

 

 

 

 

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タイプ7ウイング6:エンターテイナー

 

 

 

タイプ7のウイング6がもっとも重視するのは、集団や仲間。特にグイグイと周りを引っ張るマンガの主人公にこのタイプは多いようで、仲間を大事に思い、みんなで一緒に楽しく前に進むことを好みます。

 

タイプ6のウイングを持っているため協調性はに優れていますが……あちらに見られる将来への不安や一つの集団にどこまでも固執する帰属意識は見られず、基本的に複数のコミュニティを持っていることがほとんどです。

 

 

根がタイプ7なので、「合わない」と思えばそこでおしまい。すぐに他のコミュニティに移り、どちらかが間違っていると信じて自分を変えることもコミュニティを否定することもしません。

 

 

 

例えばタイプ6だと、他人と価値観が食い違うと自分か相手のどちらかが間違っていると感じ、場合によっては痛々しいまでに迎合を試みたり強引に相手の価値観を捻じ曲げようとすることもあるようだ。

 

だが、タイプ7の本質は、あくまで「人は人、自分は自分」。あっけらかんとしているぞ


 

 

 

 

健全時:超生産的エンターテイナー

 

 

 

陽気で生産的、大して頭が良くなさそうに見えて回転が速いのが、タイプ7ウイング6の基本的な在り方です。

 

健全なこのタイプは協調性、組織力、発想力の3種の神器を持ち合わせており、こと企画においては集団にもっとも溶け込みやすいタイプ6の存在を食ってしまうほどの力を発揮することも。

 

性格もフレンドリーで人当たりが良く、気付いたら新しい友人を作ってくるようなタイプですね。

 

 

底抜けに前向きで明るいためろくに努力していないようにも見えますが、その割に何事も水準以上にこなす……そんな俗にいう天才タイプのようにも見えます。

 

また恐れや不安が前面に出やすいタイプ6と違って、変化をむしろ喜んで受け入れようとする節も。

 

 

言ってしまえば、見出しに書いてある通り生粋のエンターテイナー。場を盛り上げ、楽しい空気にする仕事はこのタイプの真髄です。

 

 

 

 

通常時:愉快なフレンズ

 

 

タイプ7はバカをやって楽しむ愉快さと機知にとんだ1面を持ち合わせており、ウイング6はそれと同時に組織の中で生きていく力を手にします。

 

このタイプは通常時にも、機知に富み、陽気でユーモアと弁舌に長けています。そのため、周りを楽しい空気にさせるムードメーカーでありながら、意外と頭脳労働も得意なのです。

 

 

が、如何せん通常時のこのタイプは注意力が散漫しがちなところがあり、なかなか思うように落ち着いて作業を勧めることができません。特にルーチンワークなどを任せられたら、当人にとっては地獄でしょう。

 

 

この落ち着きのなさを生み出す要因として、タイプ7の特徴とタイプ6の特徴の反発があります。

 

タイプ7とにかく楽しく人生を楽しみ、変化も何もかも受け入れて、合わない集団から離れることも辞さない性格。対してタイプ6は変化は怖いから嫌いで、今いる組織から離れるのも同じ理由で嫌がります

 

この相反する部分が喧嘩してしまうですね。タイプ6ウイング7ならば変化と孤立を切り捨てますが……このタイプの場合本質はタイプ7。つながりを失いたくないという気持ちとプラスにならないつながりは必要ないという気持ちが葛藤を生み出してしまいます。

 

 

結局のところ、自分の本心にしたがった方が自分の中の後腐れは無いのですが……集団帰属と保守体制のタイプ6がそれをさせまい、迷惑をかけまいといった具合で本音を隠そうとするのです。

 

ある意味では、もっとも本心の開放が最重要課題となるタイプでしょう。それができないままいつまでも無理し続けると、アルコールや薬物といったものに依存してしまうケースも……

 

 

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タイプ7ウイング8:物質主義者

 

 

 

さて、同じタイプ7でもウイング8はどうか……。こちらは、組織に属するとか堅苦しい事を考えるのは好きではありません。楽しい事は楽しい、嫌な事は嫌……といった具合に、ウイング6よりもハッキリとしています。

 

また、タイプ8のウイングを持つため、快楽主義的でありながらも非常に現実主義的。自分の手札の中から最終的にもっとも自分のためになりそうな選択をします。

 

 

富、権力、名声……とにかく自分にとって一番楽しそうな人生を歩むために必要な物がれば、空想で終わらせるだけでなく実際にそれらを掴むために行動を起こすのがこのタイプ。そしてその努力の過程すら楽しむのだから……恐ろしいの一言に尽きます。

 

 

 

目標がはっきりしてる奴は強い。鋼の意思というか、周りがやめとけと言っても聞く耳持たん。

 

日本じゃなぜか短所扱いされることが多いのだが……このタイプの持つ意志力は、実は幸せになるためには一番必要な物なのかもしれんぞ


 

 

 

健全時:めっちゃ楽しそうなタフガイ

 

 

 

恐らく健全であるこのタイプほど、自分の生きる世界や空間を謳歌するのに適したタイプはいないでしょう。

 

衝動的なのは往々にしてタイプ7の特徴ですが……このタイプはその衝動性を、行動力という武器に替えて振るいます。そのため動きが非常に素早く、狙った獲物をめがけて猛スピードで一直線に向かっていきます。

 

当然、そんなタイプがことごとく失敗して挫折するなんてことがあるはずもありません。富も名声も権力も、自分の幸せとエキサイトな刺激のために力強く迅速に進み、だいたいの物を手に入れてしまうのです。

 

 

彼らは果てしない野望や渇望を秘めているにも関わらず、至って現実的で自他が良く見えています。今この場を楽しみながら、等身大の自分にできる選択肢を考え、思いついたら即時実行。そして欲するものが手に入るまでの過程すらも楽しむのです。

 

 

 

 

 

通常時:ハッキリした正直者

 

 

 

このタイプは良くも悪くも自分に正直であり、ひとりになっても後ろ指を指されてでも、自分の自分の欲求に一直線に突き進みます。

 

そのため、特に同じものを欲しがっているライバルからすると、その鋼のメンタルと行動力は脅威というほかありません。それほどまでにこのタイプはパワフルで、なかなかへこたれる様子を見せないわけですね。

 

 

また、人間関係でも自分のためになるかどうかを重視した関係を作りたがり、余計なロマンスや理想化された空想のパートナーを欲しがりません。常に必要なのは、自分の願望を得るために欠かせない、実際のパートナー。

 

この辺は、戦闘力が億単位でインフレしている某バトルマンガの主人公がわかりやすいでしょうか。戦闘民族の血を引く彼は、物語の初期から苦楽を共にした仲間よりも、実力伯仲かそれ以上の力を持つキャラとの絡みの方が多めで戦いを楽しむのが一番大事。

 

まあどちらも仲間との絆をゴミ同然に扱うほど薄情なわけではありませんが……だいたいはそんな感じですね。優先順位や基準がはっきりしており、それに即した行動をします。

 

 

ただし、理想に忠実すぎる余り、自分の経験や所有物を増やそうとワーカーホリック気味になるきらいも。時には羽を休め、毒にも薬にもならないけれど一緒にいて楽しいという仲間と過ごすのもいいかもしれませんよ。


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