タイプ7 他タイプとの付き合い方 後編

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タイプ7 他タイプとの付き合い方 後編

 

⇒対タイプ1~4はこちら

 

 

 

さて、では後編。タイプ5~9の人たちとどう付き合っていくと良いか……そこを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

対タイプ5

 

 

 

新しい概念や知的刺激が大好きな両タイプ。

 

タイプ7はいろんなものをつまんでいくのに対してタイプ5はじっくりひとつの対象を極めたがるという相違はありますが、基本的に自立した気楽な関係を築くことも可能です。

 

タイプ5はあなたの考えた楽しみに深みを与えてくれたり改良を加えてくれることもあります。また、タイプ5は必ずしも保守的というわけでもないので、多少普通や常識という枠を外れた考えでも理解してくれる人は少なくないです。

 

 

仕事においても、特に新しいものを取り入れて組織を成長させるのに適した組み合わせです。

 

 

 

しかし、価値観の相違は不健全下では大きな波紋を呼びます。

 

タイプ7としては、ストレス下ではなんだか焦燥感が湧いてきていろいろなことを始めたくなってくるところですが、タイプ5は逆に多くのものから距離を置いて一人でリラックスしようとするでしょう。

 

 

その辺りの違いから、お互いを「陰気な悲観主義者」、「手に負えない暴走特急」と見下し合い、最終的には一切の譲歩をせず関係が悪化していくことも……

 

 

 

この組み合わせはなんだかんだで我が強いため、一度議論の応酬になると、お互い譲らず着地点が見えなくなってしまう事も。感情的になり過ぎないことが大事です。

 

 

また、隠者気質のタイプ5にとっては特に一人の時間とプライバシーが必要です。普通の接し方では踏み込み過ぎになってしまう事も少なくないため、「そういうものだ」とあらかじめ知っておくとよいでしょう。

 

 

 

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対タイプ6

 

 

 

全力疾走の特急列車と悲観主義のブレーキ役。凸凹ですがしっかりと補完できる関係にもあり、噛み合えばとんでもない力を発揮します

 

あなたの楽しみへの貪欲さは、タイプ6にとって欠けている部分の一つ。しっかりと巻き込んで楽しい思いをさせてあげられれば、タイプ6にとって大きな救いになるでしょう。

 

 

また、あなた自身にとってもタイプ6はよきブレーキ&ツッコミ役。二人三脚で進めれば心強いパートナーと言えるでしょう。

 

 

 

しかし、それも健全な関係でお互いを理解できればの条件付き。

 

安全志向で石橋を叩いて壊すくらい慎重なタイプ6と、全力疾走で地雷原でも笑っていられるタイプ7。元々のスピードが違い過ぎます。

 

 

そのため一度駄目なところが目に付くと、あなたからするとタイプ6は否定的で面倒な存在に見えてしまう事も。

 

 

タイプ6はもともと安全志向で、信じた人の後ろを歩きたいタイプです。物事も常識的で予測可能な事を好むので、その辺の好みの違いからお互いを見下す関係になってしまう可能性も秘めているのですね。

 

 

 

両者思考センターに属するタイプで、一度感情的な議論になるとそのままお互いが感情論ばかりで堂々巡りになってしまいます。極力感情的にならないことが、両者の言い合いでは求められます。

 

また、タイプ6は親密でリードしてくれる人や、共に何かを成し遂げてくれる仲間を好む傾向があります。ほどよくスキンシップなどを心掛けると、距離感も縮まりやすいですよ。

 

 

 

 

 

対タイプ7

 

 

 

ムードメーカー×2。似たような性格の組み合わせで、単純計算でパワーも2倍楽しさも2倍です。

 

自由闊達でそれぞれ思うままに動きまわりますが、似た者同士なので馬は合うでしょう。

 

 

共に何かを成し遂げるような場でもタイプ7のような人物が2人もそろえば、それだけでムードは一気に明るくなります。その様子に力を与えられる人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

しかし、問題は「それぞれ自由に動き回る」という点。馬が合う良き友人にはなり得ますが、その仲を深めていくのはなかなかに困難です。

 

というのも、それぞれ自身のやりたいことに向けて一直線なので、お互いがお互いを見ていられる時間は自然と限られてきます。そのせいで、どんどん距離が離れていき、結局忘れていってしまう可能性も……。

 

 

 

それはそれで悪くはありませんが、もし距離を縮めていきたいと考えているのならば、各々の楽しい事だけでなく2人でゆっくりする時間も大事ですよ。

 

どんなことでも……それがあまり楽しくない暗い話題や繊細な部分であっても、しっかりと共有すること。これが、特定人物と深くかかわる1番の近道です。

 

 

 

 

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対タイプ8

 

 

 

お互いに常識や他人に縛られるのを良しとしない、自分を強く持った組み合わせになります。

 

必然的に、この組合わせがもっとも力を発揮するのは何かを一緒にやろうという時。意志の強さ、リーダーシップ、実行力を兼ね備えているタイプが並ぶため、自然と周囲を引っ張っていく強烈な力を生み出せます。

 

 

また、タイプ8は自他ともに殺伐としやすいタイプなので、あなたが一石を投じることでその緊張感が和らぐことも期待できるでしょう。

 

 

 

とまあ非常に心強い組み合わせなのですが……その自我の強さは、時として対立と波乱を呼ぶのもまた事実。お互い自分の意見を譲らないため、それが大きな穴になる危険性もあります。

 

タイプ8は不安になればなるほど我を通そうとし、従えない者をふるいにかけようとするところがあります。そしてそのやり方は、おそらくあなたにとって不本意な物になるでしょう。

 

 

となればやることは反対するか従うフリして無視するかになりますが……どちらもタイプ8にとっては叛逆行為にほかならず、まず間違いなく激しく追及してきます。

 

このように喧嘩が絶えなくなる関係になり、また1回の喧嘩が派手になりやすい傾向もあって周囲にも被害が及ぶことも……

 

 

 

タイプ8がこのような行動に出るのも、誰かを信頼したい気持ちの裏返り。裏では繊細なタイプなのです。暖かく接してあげることで信頼関係を築くのは、実は難しい事ではありません。

 

もしも仕切りたがりのタイプ8があなたに何かの問題を丸投げしたのなら、それは信頼の証と受け取って構いません。お互いの弱さを共有できれば、もはや怖いものは無いと言ってよいでしょう。

 

 

 

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対タイプ9

 

 

行動的なタイプ7とのんびり屋のタイプ9では根本的に合わないような気がしてきますが……実は案外そうでもないのがこの組み合わせの面白いところ。

 

 

何だかんだ周りとのほほんと関わりたいタイプ9にとって、別段敵意や強制感があるわけでもないタイプ7の誘いは、悪意的に受け取れてしまう事は少ないでしょう。

 

衝動派のタイプ7が派手に行動するのを、思慮深いタイプ9が見守る……そんな関係になることも難しくありません。

 

 

ペースは違いますが、タイプ7の行動力、そしてタイプ9のおっとりした雰囲気は、お互いにとって欠けている部分。補い合えればお互い心強いパートナーになり得ますし、集団内でもいろんな意見をまとめる良き司令役になるでしょう。

 

 

 

しかし、行動ペースの差というのは厄介なもので、タイプ7にとってはタイプ9の行動が非常に遅く感じられ、ストレスになることも。それで強く当たってしまおうものなら、タイプ9は心を閉ざして無反応で乗り切ろうとすることも……

 

また、お互い楽観主義的で、シリアスだったり暗かったりする問題にギリギリまで向き合いたがらないのも、時として衝突した時の傷が広がる原因になるでしょう。

 

 

そしていざ問題になったときにお互いがお互い分かり合えるタイミングを逃し、そのまま感情的に責め続けてしまった結果、タイプ9は本格的に感情表現をしなくなる……というのが、この組み合わせの最悪の結末です。

 

 

 

いかに好相性といえども、やはり相手への気配りは必要になってきます。特にタイプ9は聞き役に徹して自分の事を話しそびれている時もあるので、たまには自分の話だけでなく相手の言葉にも耳を傾けてみましょう。それだけで関係性は一変するはずですよ。

 

後は……相手の表情をしっかりと見てみましょう。タイプ9は場を乱さないために自分の意見を封印することもよくあるので、口では「良いよ」と言っておきながら、内心嫌がっている可能性も……

 

その辺りに気をつければ、パートナーとして悪くない相手ですよ。

 

 

 

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