知識は得るだけでは不十分! 自分なりの考えに昇華していこう!
本を読んだだけでは不十分!
特に成功者になるためとか、自分を高めるための読書法はこれが強く言えるでしょう。
……とまあ、そんな話は他の記事でも結構してますね。
まあ何度も言いたくなるくらいに大事な事ではあるのですが……これまでさんざん言ってきたことをまた垂れ流すだけでは芸がない。
というわけで、今回は本だけでなく知識全般に視野を広げ、大原則の2つの行動に的を絞って考えてみましょう!
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凡人は経験に学ぶ
「天才は歴史に学ぶ」と言ってしまえば、たいていの人は歴史から何かを学び取ろうと躍起になっちゃうものですが……残念ながら、この言葉は天才専用。本当にごく一握りの人にしか適用されません。
つまり何が言いたいかというと、普通に考えて不可能です。当然私にはそんな芸当できませんし、あなた自身も、残念なことに一握りの天才である保障はありません。
つまり何が言いたいかというとですね……知識と歴史だけから学ぶのは、この際スッパリあきらめましょう!
知識から学べないなら、いったい何から学ぶというのか……ズバリ、経験です。
元々、知識というのはこの経験や実体験を増やすための足掛かりのようなところがあって、それ単体で効力を発揮するタイミングは限られています。
知識を得るだけでなく、やはり、実際に動き、実体験し、感じたことを通じて、人は色々と学んでいくわけですね。
例えばマナーに関する本も、読んだだけではマナーはよくはなりません。学んだことをしっかりと実践し、身に着けて初めて本を読んだという経験が生きてくるのです。
他にも、仕事だとか料理だとか、人間関係だとか……これらもやはり、読んだ本を元に自分で動かないと、成果は得られません。
とにもかくにも、天才にしろ凡人にしろ、動いてみなければ結果はついてきませんし、ましてや1を聞いて10も100も理解する天才でもないのなら、なおのこと実践によって経験値を得ていくしかないわけですね。
「銃を撃つ」という行動に例えるならば、知識というのはあくまで標的を狙いやすくするスコープに過ぎず、どのみち引き金は自分で引かなければ弾は発射されません。
面倒に感じるかもしれませんが、得た知識を実践しようという行動力や意識は、欠かさず持ち合わせていたいものですね。
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時には疑ってみるのも大事!
さて、実践の大切さについては上記の通りですが……もう一つ、得られた知識を自分なりのものにしていく方法があります。
それが、疑うこと……というか考えることですね。
人間、思考無くして進化無しとも言いますし、考えることはより良い方向、より上のステージへ進む上での重要な事と言えるでしょう。
常に考え、動きながらでも「これでいいのか」と疑問を持ってチェックし、他にいい方法が思いついたなら、今やっている方法と比較検証し、より良い方法へと変えていく……こうやって、自分なりにあれこれと考えながら実践することでより良い方法に昇華できるかもしれません。
ここで昇華した自分なりのやり方が、まさに自分が一歩上に進んだ証と言っても過言ではありません。
始めは書かれた知識に沿って動きながらも、そのうち気になる部分や自分に合わないかもしれない部分を断定し、それを自己流に改善することでオリジナルのやり方をしっかりと確立していく。これこそが、行動とセットで必要な「得た知識を無駄にしない方法」なのです。
茶道や武道における、「守破離」の考えがまさにコレだ。
師や本などから経験を得、その通りに動き、自己流に改良を重ねることで自分のものにする。
ま、猿真似だけじゃなかなか物事上手く行かんという事だな
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情報は人のもの、知識は自分のもの!
本だのネットだのに書かれている情報は、自分なりに取り入れて知識として使っていく。
そのために必要な行動2つを、今回は上げてみました。
結局は少し他とかぶってしまいましたが……とにかく、知識を使う上の総集編というか、他の記事の内容も含めたまとめとしてはこんな感じ!
1.読むだけでなく実践!
2.しっかりと疑い、自己流アレンジ!
3.得た知識のアウトプットでしっかり記憶する!
4.守破離の教え! 自己流に昇華しよう!
苦労して自分のものにした知識がどこかで役に立つ快感は、なかなかに得難いものがあります。
良ければ、せっかく得たその知識、得て満足するだけでなく使ってもみませんか?