「今役に立つかどうか」で本を読むという事
どうも、焦げまんじゅうです。
「知識はどこで役立つかわからない」という言葉がありますが……やはり人間、今すぐここで役に立つかどうかのような、その場での成果を求めてしまいますよね。
読書でも、今日や明日からさっそく何かが変わることを期待して、知識本や自己啓発本を手に取る人もいるかと思われます。
今回は、その人たちの読書法はどうかという点について色々と私なりの考えを述べていきましょう。
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こういう読み方は間違いではない
極端な事を言うと、半端な知識を笠に着て威張るためとか、自分の勝手な都合を人に押し付けるための詭弁に使えそうな言葉を探して本を読むとか……こういう邪な思考で薄っぺらに本を読むでもない限り、読書の方法に間違いはありません。
私としては楽しむことが何よりだとは思っていますが……実は成功のために本を読むというのも、それが実行できるのならば間違いではないのです。
ただ、こういった読書法の場合、必要になってくる姿勢のようなものはあるのです。
「読んだ」だけで終わらせない!
成功のための読書では、まずこれが欠かせないことです。
本とは、読んだだけで幸せを運んでくるものではありません。やはり、読んだ後、できる範囲から実践していくのが何より大事なのです。
最近なぜかよく言われてる、マインドコントロールというやつだな!
本がいい結果を運んできてくれるんじゃない。
本を道標に、まずは試しにやってみるってな!!
ただ読んで「はい、終わり!」ではなく、「この本に書いてあったことを試してみる」事を念頭に置いて、読書をしてみましょう。
本はヒントになる事は書いてあっても、読むだけで成功するような事柄は記されていないのです。
書かれている内容を理解、記憶する
さて、実践するといっても、その内容をキチンと覚えておかなければ意味がありません。仮に覚えていたとしても、肝心なところがうろ覚えでは、逆効果にすらなり得ます。
というわけで、読んでいる本の言いたいことや、「なぜそうなるのか」といった要点をしっかり覚えておきましょう。
とりわけ、有効なのはメモを取ること。
メモ用紙に「これは重要だな」と思った事柄や、何やら使えそうな単語や方法などを書き記しておくのです。
「そこまでせんでも内容くらい覚えとるわい!」という人もいるでしょうが……意外なことに、読み終えてから少し経つと内容は抜け落ちるもの。
試しに、この間読んだ本の内容をきっちりと思い出し、声に出してみましょう。意外と抜けがあるものなのです……
アウトプットも大事な覚え方
とりわけ、内容をキチンと把握し、自分のものにするためには、アウトプットはいい方法ですね。
例えば、内容を人に話すだとか、日記やブログに書き記すだとか……そうやって、頭に入れた内容を外部に話していくのも、かなり有効な方法ですよ。
そうやってしっかり内容をアウトプットし相手に聞かせることで、自分もその内容をもっと正確に、きっちりと理解できるのです。
自分で話してて嘘くさい気がしますが……これ、本当ですよ。
わからないところは素直に読み返すのも大事!
わからないところをうろ覚えの独自解釈で突っ走るのも、当然ながら一つの手ではありますが……せっかく本を買ったのならば、まずはその本の内容をしっかり理解してから独自法を探していくほうが間違いないです。
というわけで、アウトプットや実践をしているうちによくわからなくなった時は、その個所をもう一度読み直していきましょう。
読み直すことでより理解も深まりますし、不思議なことに、読み直すことで新しい発見があるかもしれません。
読書の醍醐味の一つに、読み直すことでようやく理解できる部分もあるというものもあります。
どうせなら1を理解するより2、2よりも3,4を理解したいですよね。そちらの方が、そのやり方が自分に合っているかどうかを判断する材料も多いです。