タイプ2 他タイプとの付き合い方 前編

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タイプ2 他タイプとの付き合い方 前編

 

 

 

人との繋がりを求めるタイプ2にとって、他者との付き合い方で大事なのは相手との距離。

 

優しく気遣いのできる人たちですが、とにかく他のタイプよりも相手と近しい距離での付き合いを好むため、距離感のギャップに悩まされることも……

 

 

じゃあ相手と距離を話せばいいかと言えば、そうすれば今度は相手からも寂しく感じられ、何よりあなた自身も大きな不安を抱えてしまう事になるでしょう。

 

 

 

というわけで、自他双方が納得する距離をしっかりと確認し、それを維持するのが全体的に重要な課題になってきます。

 

 

 

 

対タイプ1

 

 

 

タイプ1は厳格で理性を頼りにする人が多く、その点では感情的な人との繋がりを重視するあなたとは好対照。

 

 

地に足の着いた現実的な考え方をするタイプ1は、あなたにない物を持っている良きパートナーとなってくれるはずです。

 

対してタイプ1は何かと深刻に受け止めがちなので、その点でにおいてタイプ2の人の良さに救われることも多いかと思われます。

 

 

凸凹というほどひどくはないものの双方根元から違うので、しっかりと短所を補い合える仲にもなれるわけですね。

 

 

 

 

しかし、その差異が健全度によっては裏目に出てしまいます。

 

 

タイプ1はなかなか現実主義や事実に基づいた考え方を捨てられず、それがタイプ2にとっては冷淡でシリアスすぎると感じることもあるでしょう。
一方のタイプ1にとっても、タイプ2のフレンドリーさには時として「放っておいてほしい」という思いを抱くことも。

 

 

こういう思いが積み重なっていけばいくほど、お互い我慢ならず、相手に批判的になっていくのです。

 

 

あなたがその不満をぶつければぶつけるほど、タイプ1もイライラしてきて最終的にはウンザリ。そのままお互いの気持ちを汲み取れないまま関係が終わってしまう……というのが最悪なシナリオです。

 

 

 

この組み合わせは、やはりお互いの気持ちの疎通が重要になってきます。

 

タイプ1は感情表現が下手なところがありますが、もし相手が何か言ってきたのなら、その時はしっかりと話を聞くようにしましょう。

 

 

この時、自身が感情的になるあまり客観性を失っていないかをしっかりと振り返りましょう。現実主義者にとってとっつきやすい話は、やはり現実に則たものなのです。

 

 

 

ただし、不満があるならお互い溜め込まずに素直に話し、2人で解決策を模索すること。不満を抱えながらの関係では、元も子もありません。

 

 

 

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対タイプ2

 

 

 

同タイプだけあって、お互いの境界線をしっかりと理解しやすい組み合わせ

 

お互いがお互いを助けることに生き甲斐を感じるので、思いやりや困った時のコミュニケーションなどに困ることはまずないでしょう。

 

 

 

人助けが半ば生き甲斐のような2人ですが、それをお互いができるようになれば、それだけ自由で気楽な関係が築けます。

 

 

ビジネス面においても、ムードメーカー2人が手を組む以上、職場の空気も改善されることでしょう。

 

 

 

しかし、短所も求めているものも似通っているため、健全度を損なったときの破壊力はより大きくなるのが難点ですね。

 

2人とも、どちらかというと他人の好意や他社からの好感度に生きる所があるため、不健全になればなるほど疑心暗鬼や嫉妬に取り付かれていくのです。

 

 

また、本質的には自我の強い方であるタイプ2は実は好き嫌いもハッキリしているところがあり、いわゆる同族嫌悪に陥ってしまえば、そのままお互いを毛嫌いしてしまう事も。

 

最終的に双方批難や罵り合いによってこじれた関係をさらにこじらせてしまい、よりギスギスした雰囲気を作ってしまう可能性もあるのです。

 

 

 

やはり双方無理をしないことと、相手との境界線をしっかりと定めることが大事になってくると見てよいでしょう。

 

そしてお互い自分の時間をしっかりと持ち、相手の時間もしっかりと尊重、応援してあげられることが良い関係のコツ。感情論が飛び出る前に一呼吸置くのも忘れずに。

 

 

 

 

 

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対タイプ3

 

 

 

 

双方形は違えど、他人の評価を気にしやすいタイプ。

 

この2人は明朗快活で社交性も抜群と、他者から見ても好印象を抱きやすい魅力的な組み合わせの一つでしょう。

 

 

タイプ3は目標に向けて突き進む一方、あなたはそんなタイプ3を支えるという構図が自然に出来上がるはず。

 

タイプ2の気遣いや「相手の中で生きる」という特徴は、承認欲求の強いタイプ3の「自分を誇りに思ってほしい」という欲求を自然に満たします。

 

また、タイプ2からしても、自分が目にかけたタイプ3がどんどん成功していくのは鼻が高い。双方うまい具合に共存関係が結べるわけですね。

 

 

 

 

しかし、タイプ3には成功のために他者を切り捨てるシビアな部分があり、そこに対してタイプ2の不満が向かう事も。

 

あなたは「体よく利用されてばかりで、実は感謝されてないのでは」と疑い始め、タイプ3はその様子を見て「あの程度の助けであんなに誇るのかよ」と白い目で見始める……というのが、両タイプの破局への入り口です。

 

 

特に健全度が下がれば、タイプ2が恩義で相手をコントロールしようとし、タイプ3が距離を置こうと逃げ続けるという悪循環に。

 

感情重視のタイプ2と、仕事や結果重視のタイプ3。その違いが大きく出た結果が、こういった末路に向かうわけですね。

 

 

 

こういう場合は、相手でなく自分を見つめなおしたほうが間違いなく早いです。自身の欲求やどうしてほしいのかをしっかりと見極め、素直に口に出してみましょう。

 

相手がどう思っているのかを引き出そうとするのはNG。タイプ3は自身を世評や有能さで着飾ることで等身大を隠そうとするタイプなので、本質を引き出そうとするとかえって拗れます。

 

 

後は、自分自身が溜め込まないようにするのも、仲良くいられる秘訣ですね。

 

 

 

 

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対タイプ4

 

 

 

双方優しさでは群を抜く組み合わせなので、暖かく開放感のある関係を築けることでしょう。

 

しかしその一方で優しさの表現方法やベクトルは大きく異なっており、それが良い刺激になってお互い学ぶことも多いでしょう。

 

プライベートではもちろん、仕事上でもお互いの得意を伸ばし合う関係を築けます。

 

 

 

例えばあなたの社交性と行動的な一面は繊細なタイプ4に気楽さを教えることになりますし、タイプ4からは「自分を大切にする」という最も大事なことを学べます。

 

タイプ2にとって、統合先のタイプ4はまさに良き学びの対象。相性も良いので、特に良い組み合わせかもしれませんね。

 

 

 

さて、この組み合わせはストレス下でも似たり寄ったりの反応を示します。

 

というのも、お互い依存的な面があり、特定の相手にしがみつく傾向があるのですね。「自分の方が好かれたい、愛されたい」というよくわからない対抗意識を燃やすこともあり、こうなるとお互い疲れてしまうかもしれません。

 

 

それぞれタイプ2の承認欲求やタイプ4の自意識過剰を見下し合うようになってしまう可能性もあり、時間がかかればかかるほど修復は難しくなっていきます。

 

 

一方であなたは「感謝されていない」、相手は「見捨てられている」という思いも同時に持っており、苦しいのに切っても切れない関係になってしまう可能性も……

 

 

 

どちらも人からの関心がエネルギーになる傾向あり。そこから「ありのままの自分でもいいんだ」と思えるように考えをシフトしていけるかどうかがカギになりますね。

 

 

また、お互い強く相手を強く求める傾向もあるため、それぞれの居心地がいい距離感を早めに見つけることも大切です。

 

 

怒りを感じた時は双方客観性を欠いて感情的になってしまいやすいため、しっかりと現実的、客観的な視点を持つことも大切になるでしょう。

 

お互いがありのままの自分を愛せるようになれば、関係もより良い物へと変わっていきますよ。

 

 

 

 

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対タイプ5

 

 

 

人と繋がりたいタイプ2。対して距離を置き自立したがるのがタイプ5です。

 

言ってしまえば対人意識が真逆の組み合わせで、無いものを求める人間の性質上、そのキャップから惹かれ合うことも少なくありません。

 

 

タイプ2は人から離れ勝ちのタイプ5が集団から迷子にならないようしっかり気遣い、一方のタイプ5は情緒面での安定感と客観的視点での意見で知力面をサポート。

 

まさに陰と陽が組み合わさったパートナーで、上手く行けば可能性は非常に大きいでしょう。

 

 

 

しかし、同時に距離感の問題が顕著になりやすいのもこの組み合わせの特徴。

 

タイプ5は反応も乏しく人肌恋しさも他タイプほど感じにくいところがあり、あなたにとっては物足りない相手に移ることも。一方のタイプ5は近づきすぎればすぐに離れていく、一番プライバシーが大事なタイプですから……お互いの距離感を認識するのはなかなか難しいでしょう。

 

 

そしてもし拒絶されたと感じるあまり一気に距離を詰めようものなら、自分の領域が大事なタイプ5はどんどん遠ざかり、想定とは逆の結果を生んでしまう事も。

 

 

この組み合わせが上手く回る秘訣は、相互理解。お互いが違う領域に住んでるような人なので、どこまで自分を主張したうえでどこまで相手に会わせるかが命題になります。

 

特に感情表現が苦手なタイプ5ですから、感情がこもってないような1言でも、案外気遣いのつもりだったりするのです。

 

 

 

 

⇒対タイプ6~9へ


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