タイプ2 他タイプとの付き合い方 後編

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タイプ2 他タイプとの付き合い方 後編

 

 

 

⇒対タイプ1~5へ

 

 

 

それでは、タイプ6以降との付き合い方についても見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

対タイプ6

 

 

献身型2人の組み合わせですね。タイプ2は面倒見がよく思いやりの強いタイプで、タイプ6は仲間意識が高く親しみやすいのが特徴でしょう。

 

タイプ6は注意深く、先々のトラブルをしっかりと想定して動いてくれるので、タイプ2の盲点をしっかりとカバーしてくれます。

 

一方タイプ6も、タイプ2の親密さや前向きさは不安のいい解消になっており、精神的にも助けられることでしょう。

 

 

 

しかし、タイプ6は人の庇護や助けを求めると同時に、過干渉を嫌う傾向もあります。助けが欲しい時と放っておいてほしい時がそれぞれあるわけですね。

 

助けが欲しい時に助けるのは問題ありませんが、トラブルになりやすいのは放っておいてほしい時に構ってしまう事。

 

あまり手を貸そうとしすぎてしまうと、タイプ6はお節介に感じ、かといって強く言えるタイプでもないので距離を置こうとするのです。

 

 

 

タイプ6には、あまり干渉しすぎないことが大事。本人の自立を尊重せずに近づこうとすると、あちらにとっては「操られている」と感じるかもしれません。

 

また、双方相手のネガティブな反応には敏感で思い込みに捉われやすい点にも注意が必要です。冷静に現実を見ると、案外思ったほど拒絶されたわけではないことに気付くはず。

 

 

 

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対タイプ7

 

 

ザ・ポジティブコンビ。お互い快活でフレンドリーなムードメーカー気質であり、自他の幸せを願うという共通点があります。

 

タイプ7は楽しいことをどんどん思いついいて突き進むタイプであり、タイプ2はそんなタイプ7をリラックスさせて気にかける希少な存在です。圧倒的な動力をあなたが補助するという構図が出来上がるため、自然と力がみなぎってくる組み合わせとなるでしょう。

 

メンバー内でもムードメーカー2人の組み合わせとなるため、自然と他人を鼓舞する組み合わせとなっていけます。

 

 

 

しかし、タイプ7は意外なまでにいろいろと考えるタイプなため、表面と本質のギャップが相互理解の妨げになってしまう事も。

 

 

タイプ7の本質的な願いは自由。あまり積極的になり過ぎると、タイプ7からすると「なれなれしくて自分の自由を侵害している」と感じるかもしれません。

 

こうなってくるとタイプ7は距離を置き、興味を無くしていくことでしょう。対してタイプ2は「これまで色々してきたのはなんだったのか」と相手に疑念を持つようになり、行く先と言えばそのまま離れていくか、どうにか引き留めようとするか。

 

どちらにしても、気持ちのいい結末には向かいません。

 

 

 

意外とタイプ7は我が強いため、あなたが良かれと思った選択肢を決めるのではなく、相手に選択させてみるのもいいかもしれませんね。

 

いくつか選択肢を用意して、その中からどれか選んでもらうだけでも、最悪の結末よりは幾分結果も違ってきます。

 

 

それで相手が幸せになるのでしたら……あなたにとってもそれは望ましい物なのではないでしょうか?

 

 

 

 

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対タイプ8

 

 

 

情が深く面倒見がよく、物事に積極的に取り掛かれるという強みが似通っている2人。

 

タイプ8はリーダーとして集団をガンガン引っ張っていくのと同時にあなたはその集団をしたから支える、そんな理想の集団を作り上げるポテンシャルを秘めた組み合わせです

 

 

タイプ8は現実主義的で決断力に長けた頼れる存在。対してあなたは人の心に寄り添って心遣いを欠かさないため、必然的に孤独になりがちなタイプ8の良き扶養者になれるのです。

 

プライベート、仕事共にバランスがとれていて、大きな可能性を秘めた関係となれることでしょう。

 

 

 

しかし、人への情愛を通じて求めるものに違いがあります。タイプ2はその人の幸せと感謝を機に欠けますが、タイプ8が欲しがるのは相手に与える影響力。

 

つまり、タイプ2は他人、タイプ8は自分に焦点が向いているわけですね。

 

 

あなたは自己犠牲を払ってまで利他的に接し、相手とのつながりを求めるタイプ。対してタイプ8は独占欲は強くても自立したがるため、そこに大きな違いが出ることも。

 

タイプ2は温情で相手を拘束しタイプ8を辟易させる一方、タイプ8は支配によって相手を拘束するため、あなたが息苦しさを感じてしまう……道を間違うと、そんな関係が出来上がってしまうのです。

 

 

タイプ8は自分に逆らう人物には冷淡になる所もあるため、タイプ2が不満を感じつつも強く言えず、次第に支配関係が出来上がってしまう……そんな末路もあり得るわけですね。

 

 

ここで重要なのが、タイプ2であるあなた自身の自立です。

 

基本的にタイプ8は主従によって関係を成り立たせるため、ついつい自己犠牲的な従者のような関係になってしまいがちですが……それが行き過ぎないように要注意。

 

 

そして、自分の意見をしっかり言う事も、難しくはありますが大事なところです。

 

この時、

 

1.相手が冷静で落ち着いているときに

 

2.感情でなく理論で物を言う事

 

 

この2点を守るとよりよいでしょう。

 

どうしても他者の尊厳に気付きにくいタイプが多いため、言いなりになり過ぎるのはかえって逆効果。

 

ただし、感情論の応酬になると手が付けられなくなるので、しっかりと相手を尊重しつつも自分をしっかり持つことが大事なのです。

 

 

 

 

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対タイプ9

 

 

 

楽観主義でアロマ気質な組み合わせ。

 

人に優しくを地で行くものの、外交的なタイプ2に対して受容的で来る者拒まずのタイプ9。似通っておきながら方向性が全然違うこの組み合わせは、お互いを補完できる理想的な組み合わせの1つになっています。

 

行動的なタイプ2とどっしりとしたタイプ9の補完関係は、2人きりの時でも穏やかな時を過ごせるものですが、集団でもポテンシャルを発揮します。

 

周囲を癒し、リラックスさせ、自然と協調の取れる集団へと変えていく力を持っているのです。

 

 

 

 

しかし、補助特化型2人という組み合わせは、問題も有しています。それが、何かの決断を迫られたとき

 

この場合、当然ながらどちらか、あるいは両方が責任を取り、しっかりと道を決めなければなりません。

 

 

特にタイプ9はこういうのが大の苦手で、そのまま他人に任せてしまう傾向があります。で、タイプ2もどちらかというと似たようなところがあるタイプなので、お互いが決めかねて本音も言えず、鬱憤が溜まって言ってしまいます。

 

 

だいたいこうなるとタイプ2は思いやりという名分のもと、相手にあれこれと口出しを始めるのですが、これがタイプ9にとっては地雷になるわけですね。

 

意見も言えず、言っても聞き流されてで溜まった怒りは、基本的に無言で一切動かなくなることで表現します。

 

亀のようになってしまったタイプ9からは望んだ反応が返ってこないので、当然タイプ2にとっては「拒絶された」という怒りになり……こんな感じで、どんどんドツボにはまっていくのです。

 

 

 

この組み合わせで肝心なことは、お互いの不満が蓄積していないかのチェックをしっかりすること。

 

当然あなたの感じていることを話すのも大事ですが、相手の意見にも耳を傾けるようにしましょう。

 

 

そして一番拗れやすいのが、あなた自身のアドバイスや気遣い。

 

ここばかりは、相手の様子を見ながら、本当に相手が本当に助かっているかどうかを確認していくしかありません。きっと表情にその辺りは出ているはずなので、気遣いは押し付けずに相手をしっかり観察しましょう。

 

タイプ9は不満を感じれば感じるほど心を閉ざし、何もしなくなっていきます。そうなってからは関係回復が難しいので、しっかりと相手を見てあげるように。


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