タイプ1 他タイプとの付き合い方:前編

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今回はタイプ1の他者との付き合い方を、タイプ6から9までで見ていきましょう。

 

 

 

 

対タイプ6

 

 

 

真面目、良心的で責任感が強いなど共通点は少なくない組み合わせです。

 

プライベートでは主にタイプ6がどこまで健全かにも拠りますが、あなたに意見を求めて気さくに接してくれ、ガツガツも来ないので安心できる人に見えることでしょう。

 

仕事においても、タイプ1の協調性とタイプ1の今を改善する力が合わさり、人と道理の双方をカバーできる、頼れる組み合わせです。

 

 

どちらも大事なことを共有し、双方に献身し合う仲になることが可能でしょう。

 

 

 

 

しかし、健全度の低下に応じて、タイプ6の「不信」を発端として信頼関係が徐々に崩れてしまうかも……。

 

タイプ6は不安を強く感じれば感じるほど被害妄想的になってしまいがちで、タイプ1のあなたにとってはそれがイライラポイントになってしまうことも。

 

それを見たタイプ6は肥大した不安の捌け口を見つけられず感情的になり、それを見たタイプ1はさらにイラっときて批判的になっていき……といったように、エンドレスでドツボにはまっていってしまう危険があるのです。

 

 

よく似ていながら根っこの部分が間反対……というのが、両者のトラブルになりやすい1番大きなポイントです。

 

 

 

あなたは正しさを求めていますが、タイプ6にとって重要なのは正しさや冷静さでなく心の繋がり

 

 

ここを理解できるかどうかによって、相性や波長は最良とも最悪ともなるでしょう。

 

日頃からしっかりとしたコミュニケーションを取り、しっかりとした信頼関係を築くことで、自然と両者の不和やわだかまりは小さくなっていきますよ。

 

 

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対タイプ7

 

 

 

快楽主義者とストイックな求道者という稀有な組み合わせですが、意外と「理想主義者」という共通点を持つ両タイプ。

 

タイプ7前向きで積極的、自然体にして発想豊かというタイプ1にはない良さを持っており、またタイプ7からしても1つをしっかりと吟味し極めようとするタイプ1の特徴に敬意を抱くケースも少なくありません。

 

また仕事においても、タイプ7がフリーダムな思い付きから新しいことを始め、タイプ1がそれをハイクオリティな形で実現する……と、双方の短所をしっかりと補い合う関係が出来上がります。

 

 

絵に描いたような真逆の組み合わせですが、相性自体はかなり良好なのです。

 

 

 

もっとも、欠点を補い合う関係は時に大きな波紋を呼ぶことも。

 

というのも、タイプ1とタイプ7では、スタンスがまるで違うのですね。タイプ1の「○○すべきだ」という態度に対して、お気楽すぎるタイプ7は「窮屈で辛気臭い」という印象を抱いてしまうのです。

 

 

そして双方で感情的なぶつかり合いが起こった末、お互いにウンザリといった形で気持ちが離れていく……というのが、よくあるケースですね。

 

 

 

タイプ1は押さえつけ、タイプ7は見てみぬふりと……とにかくお互い本音を話すのが苦手なタイプというのが、やはり1番のネック。

 

心の奥底をお互い打ち明け合い、しっかりと理解を深めるのが1番大事でしょう。

 

 

この時、「こうしてくれると嬉しいな」みたいに前向きな言い方を心掛けることと、奔放な発想をすぐに斬り捨てようとしないことが大事。

 

タイプ7は堅苦しかったり縛られたりというものは大の苦手で、良し悪し問わず自由を奪う事は、手足をもいでしまう事に等しいのです。

 

 

 

 

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対タイプ8

 

 

 

目標意識、そして現実主義という一種の二律背反ともいえる部分で共通点のある両タイプ。

 

どちらも行動重視で正義感の強いヒーロー型で、率直に本音を話し合える仲でもあるため、何かを為すという意味ではとてつもなく大きな力を発揮しやすい関係と言えるでしょう。

 

 

お互いに自立した関係を築くこともでき、パワー&パワーでグイグイ引っ張っていくタイプ8のフォローにタイプ1が回るような関係ができれば、向かうところ敵なしでしょう。

 

 

 

一方、この組み合わせで問題点になっていく点は、正義に対するスタンス。

 

タイプ1はとにかく正義に対して妥協はしませんが、タイプ8は勝つことに妥協しないタイプです。

 

 

気が強く勝ち負けと自分の損得を重視しがちなタイプのため、タイプ1が嫌う倫理や常識、ルール、時として人道から外れたことを平気ですることがあり、それがあなたにとって我慢できないこともあるでしょう。

 

そしてお互いに自分の弱点を認めたがらず、嫌な事には怒りで対応しがち。

 

タイプ1が「理想を守れない低俗な人間」と批難すればあちらは「足を引っ張って俺の邪魔をするな」と恫喝し……お互い譲らず、喧嘩の際には凄惨な末路を辿ることもあり得ます。

 

 

 

お互い本音を出したがらないところがあるので、まずは気持ちや本音をしっかりと言葉に出していくことが望まれます。

 

そして、時にタイプ8を頼ってみる事。タイプ8は敵と味方を明確に区別する人がほとんどなので、頼れば頼るだけ味方や身内として肩入れしてくれますよ。

 

 

 

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対タイプ9

 

 

 

 

お互いにマイペースで理想を求め、全体主義で無私なタイプ。

 

完璧主義で厳格なタイプ1と寛容でゆったりしたタイプ9の組み合わせは、許容範囲によって吉凶はありますが、かみ合えば非常に強い組み合わせです。

 

 

双方がお互いの陥りがちなパターンを是正するため、基本的に主従という印象の薄い平等な関係を築ける間柄となるでしょう。

 

タイプ1はタイプ9の寛容さや統合的な視点を学び、タイプ9はあなたたちの冷静な考え方や実行力を学び……切磋琢磨、というより二人三脚でお互いを高め合う関係で、秘めている可能性は十二分にあります。

 

 

 

しかし、お互いの頑固で意固地な部分が足を引っ張る事も少なくありません。

 

事の発端になりがちなのはタイプ1。ストレスが溜まればついつい批判的に「こういうところを直したほうがいいよ」と強い口調で相手を咎めてしまい、これがタイプ9を頑なにしてしまうのです。

 

 

基本的にタイプ9の対応は保守。慣れ親しんだパターンや見知った事を好むため、あなたからすれば「向上心が足りない」と見えてしまう事も。
そして攻撃に対してタイプ9は意固地になって暗黙の抵抗をするため……周囲が荒廃するような大々的な喧嘩にこそ発展しませんが、あなたの責め苦に対してタイプ9は心も態度も閉ざしていくことでしょう。

 

 

タイプ1の「自分は正しい」「あなたのためを思って咎めている」という思いが強まれば強まるほど、タイプ9とは溝が深まっていくのです。

 

 

 

基本的にタイプ9は褒められて伸びるタイプ。しっかりと直すべきは是正させるべきですが、強い口調での責め苦は御法度です。

 

「自分は相手のためを思っている」と考えていても、頑なに自分のスタンスで接し続けても相手がわかってくれるとは限らないのです。

 

 

特にタイプ9との関係は、しっかりと話し合える場所と、和やかで良い感じのムードがカギになります。

 

 

相手が押し黙ってしまっても、「この際だ」とばかりに追い詰めすぎないことが大切です。

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