タイプ8:他タイプとの付き合い方 後編

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タイプ8:他タイプとの付き合い方 後編

 

⇒対タイプ1~4はこちら

 

 

それでは、対タイプ5以降との付き合い方を見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

対タイプ5

 

 

 

リーダーと参謀という、わかりやすい補完関係にある組み合わせ。

 

双方自立し、自分を強く持っているという共通点があり、お互いの評価点でもあります。

 

 

あなたがリーダーを張っていることでタイプ5も安心してその頭脳を使用でき、またお互いも学ぶところは大きいでしょう。

 

カリスマと知性が合わさって、仕事においても大きな可能性を秘めた組み合わせと言えるでしょう。プライベートでも喧嘩は絶えないかもしれませんが、何だかんだしっくりくる組み合わせです。

 

 

 

しかしまあ、喧嘩の多さもですが、その派手さも場合によっては危険域に達します。

 

 

タイプ8としては気に入った人間ほど束縛したくなるところですが、タイプ5はタイプ8の束縛も制約を破った相手に烈火のごとく怒り狂う激しさも好みません。

 

よって、制御不能な野蛮人に見えて距離を置きたがるのですが……大抵このタイプは無言で離れていくため、正直納得がいく離れ方はしてくれないでしょう。

 

もし争い合いになった場合は、双方ともに相手の弱点を攻撃するのに適したえげつないタイプ。血で血を洗う凄惨な戦いになる可能性も、低いとは言えないのです。

 

 

 

このタイプは理屈で考える人がほとんどで、しっかりとなぜ動くかを説明しないとついてきてくれません。「正しいのは自分だしいいや」と説明を省けば、それだけ大きな溝になっていきます。

 

また、歩調やペースの違いにも気にかけてあげることが大事でしょう。特にタイプ5は、まず頭で考えないと十分な能力が発揮できません。

 

 

その辺りを理解した上で、落ち着いた場所で相手の話を遮らずに聞くことが大事になります。

 

 

 

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対タイプ6

 

 

 

 

お互いの信頼感さえしっかりしていれば、かなりしっくりくる組み合わせです。

 

文面だけ見ると腑抜けたヘタレに見えるでしょうが、タイプ6の信じた人に喜んでついて行き危険も物ともしない姿勢は、おそらくあなたが思い描いている部下やパートナーとして理想に近い存在ではないでしょうか。

 

この組み合わせは、言ってしまえば主と従。タイプ6を付かず離れずでうまく牽引していけば、お互いの良さが引き立つのです。

 

 

 

しかしまあ、タイプ6もなかなかに複雑な性格。その大小は人によると言えど、放っておいてほしい時もあるのです。

 

そんな時に「しっかりリードしなければ」と強引に引っ張ろうとすれば……おそらく大半はそれに少なからず反抗するでしょう。仮に反抗しなくてもその事はしっかり覚えていて、後々爆発してさらに面倒なことになりかねません。

 

 

タイプ6は周囲との協調や自分の孤立回避のために周りやリーダーに合わせますが、それとて無償ではないのです。

 

「面倒を見てやっているんだから」と踏み込み過ぎると、手痛い裏切りに遭う可能性も十分考えられますよ。

 

 

 

タイプ6の依存的な崇拝にはついつい応えたくもなりますが……むしろ自立を促すような関わり方で、本人の意思をしっかり尊重するのが健全化の鍵。

 

自分のやり方で上手く行くからと本人が困ってもないのに教えていては、依存関係となっていつまでも心地よい関係を築けなくなってしまいます。

 

 

自分の考えだけでなく、相手の言い分もしっかり聞くようにしましょう。

 

 

 

 

対タイプ7

 

 

 

お互いに常識や他人に縛られるのを良しとしない、自分を強く持った組み合わせになります。

 

必然的に、この組合わせがもっとも力を発揮するのは何かを一緒にやろうという時。意志の強さ、リーダーシップ、実行力を兼ね備えているタイプが並ぶため、自然と周囲を引っ張っていく強烈な力を生み出せます。

 

 

また、タイプ7にとってあなたの目標へと進む一本気な姿勢は学ぶものも多い特徴。お互いの爆発的なエネルギーでどんどん先に進んでいくことができるでしょう。

 

 

 

とまあ非常に心強い組み合わせなのですが……その自我の強さは、時として対立と波乱を呼ぶのもまた事実。お互い自分の意見を譲らないため、それが大きな穴になる危険性もあります。

 

最初から馬が合わなければお互い近づくことも無いのですが……問題なのは密接な関係を築くことができた時。

 

 

タイプ7のいい加減な様子はおそらくあなたの理想の部下とは違っており、あちらもあなたの事を「何様だよ」と内心思っていることも少なくないので、そのまま喧嘩が絶えなくなる関係になりかねません。

 

また1回の喧嘩が派手になりやすい傾向もあって周囲にも被害が及ぶことも……

 

 

 

自由人に対して自分の理論や力づくでの説得は無意味。せいぜい従うフリがいいところでしょう。むしろタイプ7の行動力を活かす形で、場を任せてしまうのも悪い物ではありませんよ。

 

スキンシップや行動によるわかりやすい信頼表現があれば、相手にも伝わりやすいはず。気楽にリラックスして接しましょう。

 

 

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対タイプ8

 

 

 

二天並び立ち、強烈に輝く組み合わせ。

 

 

似た者同士で無尽蔵かつ爆発的なエネルギーを駆使し、多少の不可能は無視して突っ切ることができるペアになるでしょう。

 

方向性が合致すれば、この上なく頼もしい同志として、率直かつさっぱりとした関係が築けます。

 

 

 

 

しかし、やはりというかなんというか、この組み合わせは不安定で、方向性の違いからくる衝突が派手になりがちです。

 

合わないなら関わらなければそれで解決なのですが、問題はある程度気心の知れた間柄になった時。お互い譲らないうえに相手の気に入らないことは率直に言い合うため、恐竜VS恐竜のようなド派手な大戦争になる可能性も。

 

相手を全力で疑って自己正当化のために相手を非難し、そのままゴールの見えない戦いに突入する可能性も十分にあります。

 

 

 

相手の話はすぐに否定せず、まずは冷静に効くこと。これがまず大事な事です。間違っているという先入観を捨てて相手の言い分を聞くと、案外一理あったり別の選択肢に繋がったりするものです。

 

お互いに実は繊細という部分も似通っているので、その辺りを前面に出せる仲になれると、より関係は深くなれますよ。

 

 

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対タイプ9

 

 

 

臆面もなく言えば、タイプ8が自他に刻んだ傷をいやすのに向いているのがタイプ9。ピリピリしすぎないよううまく調整してくれるので、自分のリラックスにも周囲との取り持ち役にも活躍してくれます。

 

特にあなたがタイプ9をどんどん引っ張って行くようになると思われますが……基本的に決断が苦手なタイプ9にとって、タイプ8は大いに頼れる存在。

 

 

あなたにとっても、タイプ9はなんだかぽわぽわしていて気のいい奴に見え、一緒にいて悪い気がすることはまずないでしょう。

 

 

 

しかし、ストレスを感じた時の防衛反応に違いがあり、そこを理解していないととんでもない傷になることも。

 

タイプ9は基本的に、ストレスと同時にどんどん自分の殻に閉じこもって出てこなくなります。これは、本心を聞かされた方が安心できるあなたにとって、はなはだ不本意ともいえる応対になるでしょう。

 

 

当然、そうなると攻撃や挑発を繰り返して生の感情を引っ張り出したくもなりますが、非難や攻撃を繰り返すたびにタイプ9はどんどん動く気を失い、なんだかつまらない人間に見えてしまいます。

 

 

 

刺激を与えすぎると首を引っ込めてしまうので、タイプ9には極力安心してコミュニケーションを取れる場を提供するのが良いでしょう。

 

萎縮させないように極力柔和な対応を心掛け、相手の話をよく聞くように。

 

 

こういうとなんだか難しい気がしますが……関係を深めたいなら、素直な愛情や好意はしっかり表現するほうが間違いないです。


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