タイプ8:他タイプとの付き合い方:前編

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タイプ8:他タイプとの付き合い方:前編

 

 

 

全体的に我が強くリーダーシップに優れたタイプ8。ですが全体的に他タイプよりも猜疑心の強い傾向にあり、なかなか本心をさらけ出せない人も多いです。

 

そんなタイプ8が人付き合いを円満に行うためには、持ち前の優しさと隠れた繊細さを誰に、どこまで見せていくかがポイントになります。

 

 

正直なところ、全体的に「強くて怖い人」と誤解されがちなタイプ8は、自然とそういった人間的にやわらかな部分を見せづらくなってしまいやすいのですね。

 

 

本心だけでなく本当の自分を、信頼できる人に見せていくようにしましょう。

 

 

 

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対タイプ1

 

 

 

 

目標意識、そして現実主義という一種の二律背反ともいえる部分で共通点のある両タイプ。

 

どちらも行動重視で正義感の強いヒーロー型で、率直に本音を話し合える仲でもあるため、何かを為すという意味ではとてつもなく大きな力を発揮しやすい関係と言えるでしょう。

 

 

お互いに自立した関係を築くこともでき、パワー&パワーでグイグイ引っ張っていくタイプ8のフォローにタイプ1が回るような関係ができれば、向かうところ敵なしでしょう。

 

 

 

一方、この組み合わせで問題点になっていく点は、正義に対するスタンス。

 

 

タイプ8は正義の先に自分の欲しい物を見据えますが、対してタイプ1の正義は絶対的な理念と理想。

 

とにかく勝ち負けよりも自身の理念理想にこだわるタイプなため、柔軟性に欠ける場面も。行き過ぎる人は自己欲求を持ったり見せるという校尉も嫌い、人にもそれを押し付けます。それが、あなたにとっては窮屈で足を引っ張っているように感じることも……

 

タイプ1が「理想を守れない低俗な人間」と批難すればあちらは「足を引っ張って俺の邪魔をするな」と恫喝し……お互い譲らず、喧嘩の際には凄惨な末路を辿ります。

 

 

 

お互い本音を出したがらないところがあるので、まずは気持ちや本音をしっかりと言葉に出していくことが望まれます。

 

例え阿吽の呼吸で物事をうまく進められていても、何も言わずにただただ指示や命令をするだけでは、どこかでお互いの思いにすれ違いが生じるかもしれません。

 

 

また、他タイプとの付き合いにも言えることですが……話をよく聞かないうちから「こうしろ」と一方的にアドバイスを送るのは御法度です。

 

 

 

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対タイプ2

 

 

 

 

情が深く面倒見がよく、物事に積極的に取り掛かれるという強みが似通っている2人。

 

あなたをリーダーとして相手がそれを全力で支える、そんな理想の集団を作り上げるポテンシャルを秘めた組み合わせです。

 

 

タイプ2は優しく献身的で誰にも面倒見がいい人が多いですが、あなたのような決断力は持ち合わせていない。そんなわけで、ちょうどお互いの盲点を補填してお互いのポテンシャルを発揮し合える間柄です。

 

プライベート、仕事共にバランスがとれていて、大きな可能性を秘めた関係となれることでしょう。

 

 

 

しかし、人への情愛を通じて求めるものに違いがあります。タイプ2はその人の幸せと感謝を機にかけており、影響力や相手への支配力よりも感謝そのものを求めます。

 

つまりタイプ2は、恩を売って他人を言いなりにしたいとは考えていないのです。

 

 

ではタイプ2は何を求めているのか? 

 

ズバリ、依存です。不健全化では温情で相手を拘束し、相手が自分無しでは生きていけなくなることを少なからず望むのがタイプ2です。

 

そのためあなたよりも人に依存しやすく、独占欲から面倒な人になっていき、同時にあなた自身のキツめの態度に物言わずついて行き……と、お互いにとってよろしくない共依存関係が出来上がってしまう恐れも……

 

 

 

この場合タイプ8の側が気を付けることは、まず一つは絶対正しい道などあり得ないこと。

 

まず唱えましょう。自分が100%絶対に正しいとは限らない、と。先にも書きましたが、自分が絶対正しいことを前提としたアドバイスは、基本的に仲がこじれる元でもあります。みんなあなたと同じ能力や性格を持った人間ではない、ということですね。

 

特に他人の感情を結び合わせることにかけては、タイプ2の独壇場です。思い切って任せるのもいいかもしれませんね。

 

 

後は、照れくさくてもきちんとお礼は言う事。ありがとうの一言は、タイプ2を健全に近づける最大の要素です。

 

 

 

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対タイプ3

 

 

 

 

何だかんだでリーダータイプなこの組み合わせは、双方自信家で行動力が高いこともあって馬が合います

 

 

タイプ3は合理主義者で最短ルートを突っ走るのに適したタイプで、そのための努力だけでなく方向転換、人とのコミュニケーションもそつなくこなしてくれます。

 

相手にとってもタイプ8は頼りがいがあるように見え、上手く回ればお互い気が楽になる組み合わせなのです。

 

 

仕事であれプライベートであれ、目的を持てば大きく輝く組み合わせ。お互いがお互いを誇りに思い、目標に向けて一蓮托生できる大きな可能性を秘めています。

 

 

 

しかし、やはり双方リーダータイプ。健全度が下がって軋轢が大きくなるにつれ、トップを争うライバルとして争う事にもつながります。

 

タイプ3は要領がよくままならないようにも見えるので、リーダーからすれば完全に仕切ってタイプ3にペースを握らせず、主導権を自分に集約したいと思ってしまう事も多いです。

 

 

そうなるとタイプ3は裏で操ってやろうと方向転換するのですが……これがまた反逆の合図にも見え、余計コントロールしなければ怖く見えてしまうのです。

 

こうなると相手から見れば、あなたは足を引っ張る邪魔な存在。弱さを見せたがらない者同士、我慢比べの冷戦に突入することも……

 

 

 

お互い目標を見据えるあまりコミュニケーション不全に陥ると、おおよそ主導権争いの兆候。そうならないためにも、相手とはリラックスできる場で、しっかりと腹を割って話しましょう。

 

タイプ3は自己顕示欲と承認欲求が強い傾向があります。しっかりと相手の努力や成果を認め、褒めるようにすれば向こうも誰がリーダー化を認めてくれるはず。

 

 

 

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対タイプ4

 

 

 

自分を強く持った、他人に媚びない組み合わせ。

 

感情的で、腹を割った手ごたえのある会話を好む点で一致しています。

 

 

しかし、その他の部分は好対照。、タイプ8は自己主張が激しく剛毅で現実主義ですが、対するタイプ4は内向的で繊細な理想主義者。

 

こういった違いが上手く作用すれば、あなたの現実的視点でタイプ4を守り、タイプ4はあなたにゾッコンという共存関係が築けるかも。

 

 

 

しかし、この違いをうまくプラスに持っていくのは少々骨が折れます。

 

お互いに他人に舵を取られるのが大嫌いなので、自己を強く主張し、逆に相手をコントロールしようとする一面があります。このため、お互いのマウント取り合う泥仕合になってしまう可能性も否めません。

 

 

こうなってくると、もはや二人の関係は敵としての戦いと和解の繰り返しに。公然と相手を罵り、お互い気持ちを度外視して多くのダメージを与えることが主目的になっていくのです。

 

 

 

世の中、生の感情を引き出しての言い合いよりも落ち着いた場での冷静な話し合いの方が上手く行くことも多いです。特にこの場合のお互いの違いや方向性の確認なんかは、その最たる例ですね。

 

特に双方刺激を求めがちな部分も否めませんが……この組み合わせの場合、むしろ安らぎや落ち着いた日常に充足を見出したほうが建設的です。

 

 

タイプ4はキレると特に感情を暴発させがちですが、力で押さえつけようとしても上手く行きません。まずは相手の言い分を聞いてみて、それからあなたの考えも出して双方折衷させるようにしましょう。

 

 

 

⇒対タイプ5~9はこちら


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