エニアグラムタイプ3 「ハングリー精神旺盛な成功者」

  このエントリーをはてなブックマークに追加

エニアグラムタイプ3の特徴 「成功者」

 

 

 

エニアグラムのタイプ3と言えば、真っ先に思い浮かぶのは「成功者」という印象。

 

高い目標達成に力を尽くすタイプで、名声、地位といった社会的評価につながる物に強い関心を持っています。

 

 

言ってしまえば、「目標に向けて突き進むタイプ」という訳ですね。

 

 

効率化とプラスの印象を持たれることに貪欲で、そのために我が身を犠牲にするのもいとわない……言ってしまえば、会社に入って一番成功しやすいタイプですね。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

明確なビジョンと効率化が人格の軸

 

 

 

 

タイプ3の見る先は、常に高いところにある目標です。実現困難だろうが何だろうが、自分がそれを夢見た瞬間には行動を開始し、ノンストップで駆け抜けるパワフルな一部分を秘めています。

 

 

しかも、ただガムシャラに頑張り続けるだけではありません。このタイプは、高い目標だけでなく効率という言葉が大好きです。

 

だから、常に到達困難な目標への筋道を明確に導き出し、明確なビジョンを思い描いたうえで全力疾走していくわけですね。

 

 

 

また、多大な努力を繰り返しつつも努力という言葉が嫌いで、裏でどんなに頑張り、もがき苦しんだうえで手にした栄光でも、「こんなに頑張った」という鼻につく言い草をすることはめったにないのも特徴。

 

 

言ってしまえば、スマートでさりげない成功者と言いますか、涼しげに何でもこなす完璧超人と言いますか……そういったものがこのタイプの目指す理想形態という訳ですね。

 

 

 

積極性、主体性、第一印象、自己アピールと現在求められる素質の大半を持ち合わせており、特にビジネス面では好感を持たれやすいタイプであり、特にこのご時世では最も生きやすく最も脚光を浴びやすい、時代に求められているタイプと言ってもよいでしょう。

 

 

 

 

 

リーダーシップと効率重視の危険性

 

 

 

 

……が、反面、成功願望の強さが足を引っ張ることも多々あります。第一印象と好感度が命のこのタイプにとって、人から良く見られるのは死活問題です。

 

そのため、印象がよりよさそうな選択をしがちで、せっかくの芯の強さを発揮できずに「八方美人」の烙印を押されることも。

 

 

また、効率化に関しても自信を強く持っており、大して説明も無く独裁的にふるまってしまう事もあるのでこれもまた注意。

 

余計な反発を招いてしまっては効率以前に統率が取れなくなる恐れがあります。方針変更や突っ走りのせいで脱落者を出さないようしっかり周囲に理由をしっかり説明しましょう。

 

また、反対意見に関しても「こいつは自分に逆らっている」とすぐに決めつけず、落ち着いてまずは話を聞いてみるようにしましょう。

 

 

周囲としっかり連携して目標を達成していくのも、またオツなものです。案外、真の価値は認められることではなく、そういう所にあるのかもしれませんよ。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

仕事のスタイル

 

 

 

典型的な褒められて伸びるタイプ。明確なビジョンと行動力、そしてハードワークに耐え抜くガッツを兼ね備えており、まさに能力主義の競争社会の申し子です。

 

人から認められること、優秀であることに強いこだわりのあるタイプなので、その有能さを認められれば認められるだけモチベーションが上がっていきます。

 

 

反面、現状維持や裏方でコツコツ実務をこなすのは大の苦手で、攻めに特化した反面守りには弱いです。

 

タイプ3の人は、常にハングリー精神と向上心に動かされている人なので、現状打破には大いに力を発揮するものの、向上心も貪欲さも不要な守りの姿勢は難しいという訳ですね。

 

 

そのため、目標を明確に持ってどんどん自分を試し、向上させていくといったスタイルに向いています。

 

 

 

またリーダーとしての素質もあり、タイプ特徴が上手く作用している場合は周囲を鼓舞し、描いた目標に向かってどんどん牽引していきます。
リーダーシップだけでなく合理性にも優れているので、「出来るだけ早く結果を出す」といったニーズに応えて、どんどん組織を合理的、効率的にしていく力にも長けていますね。

 

 

ですが反面、感覚的なところで物事をとらえるため、きちんと段階を踏むのが苦手なところも。見据える先は明確ですが足元がお留守……という事もしばしばですので、その辺りをしっかりフォローできる参謀役が居れば鬼に金棒ですね。

 

 

 

 

なんか不安なので追記しとく。

 

 

日本じゃ貪欲さは恥みたいなところがあるけど、ここでいう貪欲さは、モチベーションとか頑張るための起爆剤とかそういう意味合いが強いからな。

 

 

そもそも、欲望は「他人を好んで押しつぶすものではない」という倫理人道に適ってる物なら恥とするもんじゃない。

 

我が儘を人に押し付けたりしない限りは、むしろ力の源だとおっさんは解釈してるぞ!


 

 

 

好相性な職場

 

効率至上でガンガン突き進む、能力主義の職場。

 

 

 

相性の悪い職場

 

保守的で現状維持を優先する場所。能力が見られないような場所なら尚×

 

 

 

成功者になりたいけど、まだまだ展望が見えない……そんな悩めるタイプ3の方には……こんなんどうでしょう?

 

《電話占いヴェルニ》

 

 

電話占いと銘打っていますが、私から言わせれば占いのメインは人生相談です。

 

 

あなたの成功具合も努力も知らない赤の他人だからこそあかせる悩みもありますし、相談事や人の話を聞くいい練習にもなりますよ。

 

 

 

まああなたならば有り得ないとは思いますが……注意点を述べるとすれば、くれぐれも入り込み過ぎないように。依存すると、抜け出すのが大変ですからね。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

家族とのつながり

 

 

タイプ2と同じく、このタイプも手間のかからないいい子であることが多いです。

 

 

こちらの原動力は、なんと言っても周囲の期待。特に母親から寄せられる期待に対しては常にアンテナを立てており、そういったポジションの人から関心を得てもらうために精いっぱい努力するほほえましい部分も。

 

 

特に一度挫折を経験した人が、それを乗り越えるためにタイプ3の特徴を持つことが多く、特に一代で財を成した大富豪にもなると目も当てられない悲惨な家庭環境の中でハングリー精神を培った不屈の戦士も多いですね。

 

 

アメリカ大統領だったビル・クリントンなどは、父親がDVと酒を愛するクズで、家族に対して発砲事件すら引き起こしたという話も……

 

 

成功願望が希薄な私からすればあこがれる部分は多いですが……くれぐれも自身の強い意志に呑み込まれないよう注意が必要です。

 

ダメダメで苦しい時に残った者が真の友とも言いますしね。案外、苦しい時にも家族や友人が数人だけでも残ってくれるかもしれませんよ。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

恋愛において

 

 

 

タイプ3の恋人として一番理想的なのは、自身のやりたいことを応援してくれる人でしょうね。

 

ただし、一方的に助けてもらうだけでなく、お互い向上心を持って高め合う関係を至上としています。要するに、お互いがお互いを支え合う二人三脚の関係が一番理想的なカップルという訳ですね。

 

お互い理想の自分に向かって突っ走り、その中で双方支え合い、そしてそんな理想の自分としてお互いを尊重し合う関係を良しとしています。

 

 

また、ちょっぴり見栄っ張りな部分もあって、「自分たちがベストカップルだ」とアピールしたがる、なんだかかわいらしい一面も……

 

 

 

相手から見ると明るく積極的で、真剣だけどちょっぴりハードワーク……といった人に見えるでしょう。

 

合理主義なので一見クールな人のようにも見えますが、冷たいかと言われればそうでもなく、むしろ繊細で優しい部分のある人として見られることが多いです。

 

 

 

しかし、反面魅力的であろうとするあまり素の自分が出しづらいところがつらい部分。

 

これは恋人関係以外にも大いに言えることですが……「ありのままの自分はつまらない人間だ」という思い込みの元、見捨てられまいと魅力的な自分を演じ続けるという弱点を抱えているのです。

 

 

素の自分が出せないと、どうしても両者の心には隔たりができてしまうもの。相思相愛の恋人ほど密接な関係になってしまえば、そういった心の壁を何となく察知するのは造作もないことです。

 

こうなると、元来のビジネスライクな部分と相まって、相手には自己中心的にさえ見られてしまう事も。

 

 

 

そこで、一つ問いかけてみたいのですが……果たして、弱みをほんの垣間見せた程度ですぐに愛想を尽かすような恋人と、理想のカップルで居続けることができるのでしょうか?

 

 

まあ私の持論なので強くは言えませんが……プラス面や理想だけを求めてマイナス部分を無視し続けるような奴に、理想の関係を築く権利も力もありません。

 

そんな奴に素敵な自分を見せたところで、どのみち飽きたら捨てられるのが関の山だと思いますよ。

 

 

思い切って、本当に信頼おける人間には弱みや素の自分を見せてみるのを、私は強くお勧めします。

 

本当に理想とできる強い絆があるのならばその程度嫌われる要素にはなりませんし、逆に嫌って離れるようなら、そいつはその程度の軽薄な輩か、そもそも向こうにとって信頼関係と言えるものではなかったと言えるのではないでしょうか。

 

 

こうやって、本当に必要な人間を見つけていくと、あなたの中で欠けていそうなピースが埋まるかもしれませんね。

 

 

 


  このエントリーをはてなブックマークに追加

トップへ戻る