タイプ3 他タイプとの付き合い方 後編

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タイプ3 他タイプとの付き合い方 後編

 

 

⇒対タイプ1~4はこちら

 

 

それでは、今回は5~9との付き合い方ですね。

 

 

 

 

 

対タイプ5

 

 

 

タイプ5とうまく進むには、お互いのペースや目的の違いを理解できるかどうかがカギになります。

 

そこさえ合わせることができれば、あなたはリーダーとしてタイプ5の才覚をうまく発揮させてやることができるはず。

 

 

エネルギッシュで社交的、目的のためにより効率的、効果的に突き進むのがタイプ3の特徴。対してタイプ5は多角的視点から既成概念にとらわれない思考が可能で、それぞれの得意部分を活かせれば大きな力になるでしょう。

 

 

 

しかし、やはりネックは双方のペースと着眼点の違い。タイプ5は自分の興味分野にとどまろうとする傾向が強いので、あなたほど柔軟に手段を変えて目的に向かう事が出来ません。

 

そして大きな問題は、盤石の準備を整えないと行動しようとしない点。ここは、打開策を見つけたらすぐに行動したいあなたにとっては大きなストレスになるかもしれません。

 

こうして溝が深まるにつれてお互い距離を置くようになり、タイプ5には底の浅い人間と見下され、一方のタイプ3は相手が冷淡で辛辣に見えてしまうのです。

 

 

 

特に関心事に集中しがちな組み合わせ。それゆえ、相手との意思疎通をしっかり行うのが最重要課題になります。

 

特に相手にペースを合わせるように動いてみるのも、たまには良い結果を運んでくれますよ。

 

 

 

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対タイプ6

 

 

 

タイプ6は信用できる人の庇護を求めるタイプ。お互い目的意識も高いので、相手に信頼されている限り、理想に近い円滑な関係を築けるでしょう。

 

タイプ3が立てた目標に対し、タイプ6は手順や方法を考えるのが得意。相互の協力関係を築くのも難しくなく、相性も良好。

 

 

特に目標達成へのプロセスや人間関係といった細かい部分の制定はタイプ6の領分なので、タイプ3が苦手だったり盲点とする部分にもしっかりと機を聞かせてくれ、心強いパートナーとなってくれます。

 

 

 

しかし、健全度が下がって亀裂が入り始めると一気に不和が広がります。

 

タイプ6にとっては目的よりも人間関係や信頼性の方が必要な要素。したがって、あなたが目的のために人間関係を無視したり目標を何度も変えようとすればするほど、タイプ6は不満を溜め込むのです。

 

 

そしてそれらはやがて「自分たちのリーダーに不適切」という確信に変わり、やがて反発や大規模なストライキに繋がることも……。

 

 

 

タイプ6は基本的に不安が絶えないタイプで、従順に従ってくれていても裏で人の事をしっかり見ています。あらぬ誤解から敵に回られないためにも、しっかりと彼らの特徴を理解し、お互いの意見を言える環境を作りましょう。

 

また、合理性よりも感情によって納得するタイプも少なくなく、タイプ6もその傾向が強いです。味方としてしっかり気にかけ、目標変更時にはしっかり説明するようにするといいでしょう。

 

 

 

 

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対タイプ7

 

 

 

何だかんだノリノリで前向きに突っ切っていく組み合わせ。タイプ3は現実に即して成功したい、できることを目指していきますが、対してタイプ7は面白ければとなんでも発案し、どんどん実行していく放出タイプ。

 

一見合わなそうな組み合わせかもしれませんが、自意識に縛られがちなタイプ3にとって、タイプ7の飾らない在り方は助けになってくれることでしょう。

 

対するタイプ7にとっては、タイプ3の粘り強さと集中力は落ち着きのなさをカバーできる貴重な長所。なんだかんだ、良好な関係が築きやすいです。

 

 

 

 

しかし、どちらも活発過ぎて忙しくなりすぎると、自然と溝が深まっていきます。

 

タイプ3は成功のため、タイプ7は楽しさのために、あまり関係に固執せず2の次と考えてしまうところがあり、それが疎遠になっていく原因になるのですね。

 

どちらもネガティブ面に目を向けるのは意識的に避けてしまいがちで、大きな問題を意図的に見逃してしまい、後にそれが肥大化してしまう恐れも……

 

 

また、タイプ7はお調子者で要領がいいので、タイプ3にとってはそこも耐えがたい部分に見えるかもしれません。

 

 

 

ともあれ、気を抜くとどんどん不信感が溜まったりどうでもいい存在になったりして疎遠になっていくので、注意が必要でしょう。特に2人とも動くのが速すぎてすぐにスケジュールがぎちぎちになってしまいがちなので、時には立ち止まってじっくり話できるとよりプラスになっていきます。

 

後は……やはり深い関係にはネガティブな部分を知るのも大事な事。それを知って受け入れてくれる存在は、きっと後々大きな力になるはずです。

 

 

タイプ7は創造性が高い人たちなので、彼らの意思を尊重して目的に組み込むと、より大きな効果を生むかも……

 

 

 

 

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対タイプ8

 

 

 

何だかんだでリーダータイプなこの組み合わせは、双方自信家で行動力が高いこともあって馬が合います

 

 

タイプ8は直球で頼りがいがあり、他人からの評価を重視するタイプ3にとってはまさに「評価してくれるリーダー」にもなり得るでしょう。

 

対してタイプ8は、目的意識と合理性を併せ持ったあなたを有能な側近と考え、安心していろいろなことを任せてくれます。

 

 

仕事であれプライベートであれ、目的を持てば大きく輝く組み合わせ。お互いがお互いを誇りに思い、目標に向けて一蓮托生できる大きな可能性を秘めています。

 

 

 

しかし、やはり双方リーダータイプ。健全度が下がって軋轢が大きくなるにつれ、トップを争うライバルとして争う事にもつながります。

 

タイプ8は仕切りたがりですが同時に猜疑心も強く、あなたが「裏から操ろう」という意思を少しでも表に出せば、それを嗅ぎつけて一気に疑念を膨らませます。

 

 

結果として裏切らないようにと指示や命令が大きくなり、タイプ3にとっては利用するだけ利用する似非リーダーに見えてしまう事でしょう。こうして軋轢は見る間に広がっていき、気付けば修復は困難に……

 

 

 

お互い腹を割って話せる環境を作れるかどうかが、この組み合わせの明暗を分ける要素。お互い目標に突っ走るのもいいですが、たまには本音で話せる場を設け、リラックスして素を出していきましょう。

 

 

タイプ8には隠さず本音で話せる方が、かえって信用できると思われるケースも多いです。どんな問題があっても、信頼できると思ったら隠さず正直な気持ちを述べましょう。

 

タイプ8からより大きな信頼を勝ち取るには、適当に同調するよりそちらの方が効果的です。

 

 

 

 

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対タイプ9

 

 

 

欠点を補い合う補完関係にある組み合わせです。

 

 

自然体でおっとりしているタイプ9の様子は、何かと疲れがちなタイプ3にとっては得難い存在となる事でしょう。

 

対して相手からも、あなたの積極性や向上心は、何かと過小になりがちな自己評価をうまい具合に刺激してくれる可能性大。具体的な目標設定や実現方法など、タイプ9があなたから学べることは多いです。

 

 

動のタイプ3と静のタイプ9。うまく噛み合えば死角は無くなります。

 

 

 

 

 

しかし、そんな関係を築くためには避けて通れない問題があります。

 

それが、お互いネガティブな現状や葛藤を無視しようとするところ。タイプ3は理想像であり続けようとして、タイプ9はそんなあなたの明るさや理想的な面だけを見ようとします。そのため、問題が起きると事が大きくなることも。

 

 

例えば現状維持を理想とするタイプ9のペースの遅さは、タイプ3にとって大きなイライラポイントの1つ。それを言葉をキツくして責めようものなら、面倒事が嫌いなタイプ9はすぐに首を引っ込めてしまうでしょう。

 

こうなると合理と目的を重視するタイプ3にはどうしようもありません。おそらく、面倒になって切り捨てる人がほとんどでしょう。余計な人間関係に足を引っ張られたくないですからね。

 

 

 

もっとも大事なのは、タイプ9のペースや考え方を理解してあげる事です。

 

 

やることが遅いので足を引っ張る人に見えるかもしれませんが……成功失敗は案外その場だけで決まる物ではありません。タイプ9のような、動きは鈍くても最終的に目標を達成する亀のようなタイプもいるのです。

 

相手を尊重し、自分にどういったサポートができるのかを相手に訊いてみると、案外何事も成し遂げられる黄金コンビになれるかもしれません。

 

 

この時、相手にプレッシャーをかけすぎないように注意。外敵からは壁を作って引きこもることで対応するタイプなので、重圧を与えすぎると引っ込んでしまいます。

 

お互い褒められて伸びるタイプなので、相手の良いと思ったところを素直にほめると、あちらもやる気がわいていきます。


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