ESFJの性格:グループ内の世話焼き女房役

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ESFJの性格:グループ内の世話焼き女房役

 

 

16personalitiesでは、領事官と呼ばれているタイプですね。

 

空気を読む力や集団に適応する力に特に秀でたタイプであり、宴会や親睦に重きを置く古きよき人柄主義の社会においては、特に抜群の力を発揮するタイプでしょう。協調性、連帯感、常識、規則と日本において最重要視されるほとんどの項目が得意分野で、特に好かれやすいのではないでしょうか?

 

 

 

 

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心理機能

 

主機能

補助機能

第3機能 劣等機能
Fe Si N Ti

 

 

 

ESFJがまず主機能として持っているのが、外向的感情(Fe)。集団の調和を大事にしていわゆる「いいムード」を作り上げる機能ですね。自分の属する集団の雰囲気や感じに特に気を使い、人の意見や感情を良くも悪くも無視しません。

 

決して自分の意見を言わず他人に流されてばかりというわけではありませんが……余計な我を出して空気をぶち壊しにするくらいなら、意見をグッとこらえて集団の心地よさを壊さない道を選ぶ、いわゆるいい子タイプですね。

 

 

補助機能は、規則や経験、伝統などを重んじる内向的感覚(Si)。経験や事実、古くからの風習といった「今ある物」「自分が今持っている物」に根差した物の見方や細かい点に集中した見方を得意とします。

 

反面言葉の裏を読み取ったり先の見えないものにある程度の当たりをつけたりといったものは苦手ですが……反面数字のような細かいものを見たり、昔の偉人の言葉や自分の経験とピッタリ合ったことをするのは得意分野ですね。

 

 

この2つの機能をESFJは主に扱います。

 

まあ簡単に言えば……上司や先達に特に好かれるタイプ。ムード作りに積極的で明るく振舞い、グループの中で孤立したり輪を乱すのを大いに嫌い、人に好かれる模範生として先達の言う事をよく聞くのがESFJです。

 

 

 

 

 

性格:グループを保守するお人好し女房役

 

 

それっぽいキーワード

 

集団 世話焼き 母性 忠誠 連帯

 

 

 

 

SJ型は総じて真面目で責任感が強く、目上からも好かれやすいタイプですが、当然ESFJも同様です。自分が属する組織のために異物ととられるような行動は避け、上手く迎合して緩衝材として動くタイプですね。

 

ISFJと役割は似ている部分もありますが……ESFJはあちらと違ってより全体の雰囲気に目が行き、シャイな面もなくより溶け込むのに積極的です。この特徴が行き過ぎて世話焼きで口うるさく過干渉ととられる部分もありますが……ESFJの魅力の裏側と見れば仕方のないところもあります。

 

単純にフレンドリーで温かみがあり、意見的な反面人の意見にもよく迎合し全体の雰囲気の良さを第一とする……なんというか、日本人が「これだ!」といいたくなるような特徴を網羅したようなタイプですね。

 

 

また、補助機能が内向感覚なので非常に現実的でわかりやすい価値判断をするところもあります。例えばある道のエキスパートになるために資格取得を目指すとか、人と仲良くなるために日頃から気にかけてよく話しかけに行くとか……。

 

こういう当たり前の価値判断をするために、他人からはわかりやすく好印象を受けやすいです。

 

 

もっとも、「これは空気が壊れる」とか「これを言ったら嫌われる」と思うと自分の意見を引っ込めて同調したくもない意見に乗っかかることもあるため、本音を言える相手がいないと自己ケアが難しいタイプですが……みんなのためという一種の自己犠牲精神に助けられている人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

まあ……なんというか体育会系に一番適合しやすい感じかな。上の人間を敬い、文字通りみんなのために粉骨砕身。そういうのを自然にできるタイプだ。

 

だからこそ壊れやすく、フォローできる奴がいるんだけどな


 

 

 

母性と協調性の裏側

 

 

 

ESFJは基本的に真面目な努力家でありながら、同じコミュニティに属している人に対してはとことん善良です。利他主義者で自己犠牲的なほどに献身的、文字通り仲間のために命を張れるまでいく人も少なくありません。

 

 

が、そんな「みんなのために」という思いが時に裏目に出ることもあります。

 

例えばそのうちのひとつが、先ほども少し述べた「他人への迎合による自分の封印」なんかですね。特にリーダーや年長者の意見はESFJの中ではかなり強く、酷くなるとそれに従わないものは悪になります。

 

これを自分に押し付けてしまった結果、自分がわからなくなる……というのは、特によくあるパターンなのではないでしょうか。

 

 

また、集団第一主義や連帯感は他人にも当てはまります。例えば自分のグループに好ましくない人物……ライバルや迎合しない人は安易に敵視する傾向も……。

 

決して自分の気に入る気に入らないで判断するようなタイプではありませんが……敵味方を表面上の理由だけで区分けして敵にはとことんきつく当たる側面も持っています。

 

 

これらは特に第三機能以降の直感、思考機能を無視した時に見られる傾向で、まとめるとだいたい以下の感じの欠点になって出てきます。

 

 

・大事な人を神格化したり、身内の欠点を指摘されるとキレ始める

 

・リーダーや常識を特に理由もなく「たぶん間違いない」と支持する

 

・代案を考えたり物事を進める上での可能性を推察できない

 

 

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総評:保護者。いろんな意味で

 

 

 

総評すると、まず先に所属している組織があり、尊敬できる人があり、親しい人があり、その次に自分があるような人。

 

自分の優先順位が極めて低く、それが有効性や人の好さにつながる反面ストレスや頭の固さにもつながります。まあ中には人に好かれる才能を活かしてずる賢く振舞うぶりっ子タイプもいますが……おおよそいい人(に見える)という枠からは外れないでしょう。

 

 

総じて集団のために良くも悪くも全部をささげる人であり、他人もその枠に入るように時に優しく導き、時に型に押し込もうとする教師的なタイプといったところでしょうか。

 

 

とはいえ、やはりいろいろなところに出てくる“固さ”が自他に対する弊害として出てきやすいのもまた事実。視点に関しても自分への厳しさに関しても、柔軟さを身に着けることが最重要課題になります。

 

 

例えばかなり曖昧なテーマに関しての議論(哲学やら人間学やら)に参加してみたり、芸術家のような創造的な人と個人的なかかわりを持ってみる等……自分の知らない世界に突撃を仕掛けると面白いものが見れるかもしれません。

 

後は、自分へのケアの一環で、瞑想のような事にも手を出すと、気持ちが落ち着くかもしれませんね。

 

 

何にしても、自分の所属するグループやストレスフルな環境から一定の距離を離してみることが、人生に面白さを加える一番の方法。柔軟になればなるほど、ESFJの優しさはより光りますよ。

 

 

 

とはいえ、ひとりであれこれ考えても答えが浮かばないものですよね。ダメそうなら、思い切って友人や知人、身近なところが思い浮かばなければその手合を受け持ってくれるサービスに駆け込むのもひとつの方法です。

 

 

まあこれもひとつの選択肢という事で……『電話占いヴェルニ』のリンクでも張っておきます。

 

電話占いヴェルニ

 

 

ぶっちゃけ数撃ちゃ当たる戦法です。緒戦は占いも人生相談。しかし相談するにも相性がある。自分にとって相性のいい人は、とにかく自分で見つけるしかありません。

 

 

あとは……変にのめり込み過ぎないこと。相性のいい=耳ざわりがいいという意味でもなく、むしろそれでドツボに嵌って大金を失ってしまえば事が事です。

 

ご利用は計画的に。


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