IMFJとストレス:ストレスで最終的に孤立する

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IMFJとストレス:ストレスで最終的に孤立する

 

 

協調性に優れたFeを持ちながらも、型や常識にとらわれず信念を貫き通す理想家タイプ。人の下でもそれなりにやっていけますが、どちらかというと上で多くの人に力を与えるという役割が適任のタイプでしょう。

 

そんなどこかクリアな印象のINFJですが、やはりストレスで限界を迎えると、その目も曇ります。

 

 

そして本来の持ち味が無くなっていき、同時に自身も人を避けるようになっていった結果、最終的には孤立していくことにもなるのです。

 

 

 

 

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INFJの嫌いな物:不和、ガチ保守、非協力

 

 

 

INFJがイライラする環境・物・人

 

・保守的過ぎて、アイデアは基本拒否する職場

 

・家庭と仕事のバランスがとれない環境

 

・ギスギスして蹴落とし合う空気

 

・恩をあだで返したり他人を使い捨てる外道

 

・大所帯で、四六時中誰かと一緒の環境

 

・自分の信条や理想とミスマッチな仕事

 

 

 

INFJはバリバリの理想主義で、苦しくても自分の信じたもののために突き進む信念を持っている人がほとんどです。

 

こう聞くと、なんだか強い人のように見えますが……実のところ気合いと根性で無理やり耐えている場面も多く、当人のメンタルはそこまで強い部類のタイプではありません。

 

 

どうしても莫大なストレスを抱え、精神をすり減らしながら、到底たどり着くとも思えない険しい道を進んでいくというタイプなので、ほどよい休息と心地よい環境が必要になるのです。

 

 

そんな彼らにとって特にストレスフルな環境が、人と人がギスギスしており、1人きりのプライベートな時間が取れず、自分の信義に反することを強制されるような状況ですね。

 

 

INFJは自分の信じた道をひたすらに進む強さと周囲に優しくする心の両方を持っていますが、根は少数でいる方が落ち着くタイプ。たいていはどこかのグループの精神的な要として存在しているものの、基本的に主機能であるNiの「静けさへの願望」からは離れられません。

 

風変わりで独立的、数手先まで「なんとなく」で見通して対策を立てるのがNiらしい姿といえますが、人と理想を分かち合うINFJもまた、そんなNi使いの特徴を強く持っているのです。

 

 

 

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活動的、エキセントリックから変人に

 

 

 

さて、そんなINFJがどうにもならない状況下で、ストレスを限界まで溜め込むとどうなるかを見ていきましょう。

 

上記のような環境やNiで予見できなかった事態は、特にINFJの精神を蝕んでいきます。そしてそれらによっていよいよ余裕がなくなってくると、劣等機能のSeが表出化します。

 

 

Seは感覚的な満足……つまり食べたり遊んだりといった刺激を求めることと直結する機能ですが、ストレスを抱えたINFJがこの機能をメインで使う時は、たいていは行き過ぎた使い方をしてしまうのです。

 

要するに、食べ過ぎや飲み過ぎといった不摂生ですね。

 

 

他にも不満や怒りが爆発しやすくなって妙にとげとげしい言い方が増えたり、他人を攻撃することでストレスを発散しようとしたりといった面も見られる傾向があります。

 

 

 

こうしてストレスを抱えてどんどん元の人格が崩れていく中でも、INFJは意外と自分の芯を強く持っています。というより、歯止めが利かない状況下で、ほぼ唯一すがれるものがそれなので、やはりダメなときほど自分の理想を強く信じることも少なくないようです。

 

が、逆を言えば、それは他人を必要としないという事。結果としてINFJは自分の信念の中に閉じこもり、無差別な攻撃や酷評によってどんどん孤立を深めていくことにもつながるのです。


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