ESTPとストレス:限界を超えると引きこもる

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ESTPとストレス:限界を超えると引きこもる

 

 

基本的に外界へ刺激や経験を求めるのがSe(外向感覚)という機能。ESTPは、そんなSeをトップに、独自性と理論性を足して、台風の目のような騒がしさと内に秘める冷静さの二面性を持つ場合が多いです。

 

ストレスと共に表面化するのは、その中でも冷静さの方。これが、普段のESTPからは考えられない暗さや辛辣さ、否定的な側面が浮き彫りになっていきます。

 

 

 

 

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ESTPの嫌いな物:楽しくない、官僚主義、わかりにくい

 

 

ESTPがイライラする環境・物・人

 

・厳格すぎる決まりや納期

 

・縛りや制約が無駄に多い環境

 

・事なかれ主義で何の解決にもならないこと

 

・指示も方向性も謎過ぎて意味が分からないこと

 

・ひとりで延々と何のためかもわからない作業をすること

 

・まだ先の事をチマチマ考える

 

 

とにかく考えるより行動!と、ESTPを一言で表すと、そんな感じの人ですね。

 

Seで経験値を稼いだりとにかく何かやってみて、そこで得た経験をTiによって分析。この繰り返しがESTPの基本の形態であり、逆にこの方式が崩れればストレスになり得ます。

 

特にESTP流のトライ&エラーを否定するのが、「このやり方が絶対正しい!」という決めつけによるマニュアル絶対主義であり、人を物と扱うような厳格な縛りであり、あるいはそもそもトライのしようがない不明瞭な目的地となるのです。

 

 

一見すると馬鹿にも見える反面、中身は相当にクレバーなのがESTPであり、ES型の中ではかなり独立的なタイプです。

 

基本的に勝手に任せて勝手に失敗させておけば、いつしかどんどん上達していくタイプですが、逆にマニュアル通りにというのを徹底すると、信じられないくらい力が発揮できません。

 

 

自律行動、それも考えるよりやりながら感覚で覚えていくのに向いているタイプであり、それを阻害する要素にどんどんストレスをためていく。本人たちも竹を割ったような性格をしていますが、それだけに爆発のトリガーとなる部分もわかりやすいですね。

 

とはいえ、ESTPが自分のストレスを他人に話したり、本当に押しつぶされそうな状況で素直に愚痴を言うのは結構なレアケース。どうにもならないストレスすらも自己解決しようとするので、周囲はある程度注意が必要かもしれません。

 

 

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臨界点を超えると、引きこもる

 

 

 

Tiが比較的強いタイプの人たちは、「相手に悪いから」という理由では、基本的に遠慮はあまりしません。というのも、どこかで「人は人、自分は自分」と割り切っているところがあるためですね。

 

人も他人も、極端に一線を越えるようなものでもない限り、ある程度の無遠慮は許容する。考え方としてはこんな感じでしょうか。

 

 

ESTPも当然これに当てはまり、ストレスを感じると、最初のうちは結構しっかり自己主張をしていきます。

 

その最たる例が、「もっと遊びたい」とか、「楽しくやりたい」とか……。とにかく、義務よりも欲望に目が行き、それを主張したり行動に移したりするのです。

 

要するに、ストレスを今まで通り行動で何とかしようとした結果、妙にわがままで放蕩的になる、と。

 

 

まあ、これまで要領よくやってきた人間が突然そんな態度をとるわけで、当然ながら受け入れられることは少ないのですが……そうやって最後までESTPのストレスや苛立ちが無視され続けると、今度はこれらとは真逆に、自分の殻に閉じこもるようになるのです。

 

この辺は劣等機能のNiが暴発した結果でもあるようで、やはり悪い方向に作用すると、ESTPの長所を殺していくようですね。

 

 

まず作用する悪い一面としては、他人の言動が信じられなくなります。

 

Niは物事や言葉の裏側に推察を立てたり、関連性を予測したりといった想像力の機能になりますが、これが悪い方向に行くと、相手の何気ない言動のありもしない裏を読んで妄想を膨らませるという暴発に繋がります。

 

つまるところ、褒められれば皮肉と受け取り、ささやかなお願いは嫌がらせや何かの警告に思え……といった具合で、内面の頭の良さが完全にマイナスの形で出ていくわけですね。

 

 

それと同時に、Niの「大宇宙との繋がり」や「自然の摂理との関連性」といった妙に大きなスケールに惹かれるという異質な面も表面化していき……この両方が悪さをした結果、限界を超えたESTPはどんどん人から離れていくことになるのです。

 

 

普段の多動的な人物像や明るさにごまかされがちですが、聡明さは時として諸刃の剣にもなり得ます。特にESTPの場合は元来アンバランスともいえるものが絶妙なバランスで成り立っている性格タイプなので、崩れた時の偏り方も、普段から大きくかけ離れたものになりがちなのです。


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